Archive

Archive for 2006年3月7日

春の芽

2006年3月7日

 外に出たら、今まで枯れた茶色一色だった地面によもぎの芽が生えていました。昔、長野にいた頃、当時の恋人と「よもぎ餅作ろう」なんていって、集めたことあったっけ。苦かったなぁ、あの時の餅は…。

 それにしても、この土地、草刈り隊が何度も入って何度も何度も芽を摘まれているのに、それでも何度も何度も生えてきます。その生命力に、健気さと同時に感謝の念すら感じます。

 今日の仕事はまあまあ忙しく、スピードに命を賭ける(?)僕にはやりがいたっぷりでした。最近は少し誰かの役に立てているのかなとも思えるようになってきて、見方が変わりました。そして、その過程には、そう思わせてくれた人はたくさんいます。ありがとう。まだ完全じゃないけど、働くことに少し春が来たような気がします。

 今日の帰り、山手線。内閣府の吊り広告がありました。

 内閣府といえば、政府です。違和感あり。「広がるNIPPON構造改革」って、政府の公報というより、小泉自民党の宣伝です。自民党として出すならまだしも、内閣府の名を語って(ということは、国民の税金で広告費を払って)やっていることに、怒りを感じます。政治の春はまだ来ないな。
 中身は、一部の薬が薬局だけではなく、コンビニで買えるようにしたということです。「安全上、特に問題がない消化薬や整腸剤など」370品目を規制緩和したそうです。内閣府が、薬に対して「特に安全性に問題がない」なんて言い放つとは。今の全ての薬局が、医薬品購入において精確な説明が出来ているかどうかは別として、バイト生が多いコンビニで、今まで医薬品として扱われてたものをちゃんと扱えるのか。それにしても、何をもって「安全性に問題がない」のか、解らん。今度、コンビニに医薬品(今は医薬部外品として扱われているようです)の視察にいってみよう。

 「放課後」は牛久で会議。この前のスキーの反省会です。が、実際は酒のない飲み会みたいでした。みんな時間を忘れて、23時半まで居残ってしゃべくっていました。
 嬉しいことがあります。僕に投げかけてくれた言葉。「1年前と、全然違う(よい意味で)」「前よりはるかに取っ付きやすくなった」「最初の頃は怖かった」など。職場での悩みや、僕自身自分の変化を感じたことなどを話して、そう言ってくれました。この変化は間違いなく、仲間の力です。そりゃあ、2月17日や3月5日みたいに落ち込むことはありますけど、落ち込んでいる期間が短くなりました。物心ついた頃から今まで20年以上も過ごしてきた冬の時代に、早春賦が流れ始めています。

天気:曇り時々晴れ(茨城県取手市・牛久市・東京都板橋区)

未分類