何のために、誰のために
今日は選挙の宣伝に夜、出かけました。何もしないで、さすがにあーだこーだ言うのもなんですから…。でも、ビラ配ってると、人の顔をいつもよりよく見るのですよ。
…みんなシケた面してんなあ、と思いました、正直。眉をひそめたり、目が泳いでいたり、歩きながら携帯やゲーム機を触っていたり、健康そうな目をした人なんて何割いただろうかと。
でも、ふうたろう、満員電車に乗ってたので判るけど、あれは辛いですよ。不健康度を増幅する箱です。あんなものに依存して、首都圏は過密になり、震災ではものの見事に大混乱してんです。(猛烈にはしょってますすみません)
産業を都心に集め、住宅を周辺県に集め、そこを私鉄各社が繋ぐ。そうしたシステムに依存した社会が加速する。そりゃ、11時間かけて歩いて帰るとか、あるでしょうな。これが、「経済が回っている」ことの実態なんですよね。
それと、宣伝していても、こうして駅からぞろぞろ出てくる人のこと、全然信用してないなあと自分でよく判ります。この人たちのために、いや、この人たちと一緒にできることなんてあるのかと。ビラの受け取りは1%もない。目を合わす人がそもそもそれ以下。何というか、やっていて情けなくなります。こういう国民集団に、何を訴えるんだと。
こういうところにいると、本当にみんな「他人」なんだなと思う。カネとモノだけで、遠くで繋がっている「他人」。悲しいことだけど紛れもない事実。
天気:くもり一時雨(東京都板橋区)
覚え書き:歯ブラシ4本
原発の対案を考える
今日はM青の班会で原子力に代わるエネルギーの学習会を執り行いました。いくつかメモを残しておきましょう。
原発を無くすと電気料金が倍になる→原発の発電が1kWhあたり5円くらいで天然ガス火力が6円くらいなので、倍とかいう数字は当たらない
太陽光パネルで製造に費やしたエネルギー回収に10年かかる→技術の進歩で90年代には2年ほどになっている。
火力だけにすると二酸化炭素を増やす→石炭発電からガス発電にするだけで日本全体の二酸化炭素削減10%が達成できる。
その他に、
ドイツでは、自然エネルギーの初期投資に対する政府からの補助、電力会社による買電制度(固定価格買取制度)、発電量が足りなかったときの保険による補填、という、自然エネルギー促進に対するリベートがしっかりしているらしい。
化石燃料は、年間20兆円分ほど輸入しており、その分日本国内のお金が外国に流れている。日本国内で電力を自給できるようになれば、貨幣の国外の流出も減らせる。
原発の建設には、大型建設会社、大手製鉄業、などの大企業が関わっているが、太陽光パネルは、設置などにおいて、地元の企業が関わることができる。地域経済の活性にも繋がる。
まあ、そういう学習の中身ももちろんだけど、こういう学習会の多面的機能として、人との新たな繋がりが生まれることがありますな。講師は大学院生で新エネルギーの研究をしている人で、ふうたろうもその話に入れ食いでした。やっぱり、現役を離れても、仕事で化学から遠ざかっても、いいものですよ…。
これからこういうのが継続できるといいね。
天気:晴れ(東京都板橋区)
自粛の話
また2年前の悪夢か、と思うけど、それは言ってもしかたのない話である。それに、今は2年前よりもむしろ状況が悪く、体調そのものも悪いし、災害によって仕事が少ないという状況でもある。
今日、いつもの集まりに行ったら、仲間の1人が、この災害の影響で仕事がまったくないという状況らしい。
結局、自粛自粛といっても、それは自己満足に過ぎないんだろうなと思う。もっとハッキリ言えば、依存。遊ぶ気が起こらなくて、自発的にやらないのならまだしも、相手に悪いからやらないとかは、あからさまにおかしい。おかしいというのもおかしいのだけど、被災者の気持ちを勝手にわかったような気になるのは、やっぱりおかしい。ふうたろうたちは被災者に代わることは出来ないし、同じ境遇に立つことは出来ないのである。そして、別の意味で、違う次元で、被災者なのである。
「出来ることは何か」と問うのであれば、「普通の生活に戻る努力をする」ことも重要な「出来ること」だと思う。もちろん、ムダな電力を使えというわけでも、被災者のことを忘れろということでもないのは、言うまでもない。
そしてふうたろうは、買い物も地元のハッピーロード商店街の和菓子屋『岡田屋』で買うのであった。もっとも、初めて利用する店なんだけどねー。
天気:晴れ(東京都板橋区)
覚え書き:納豆3号・ぐーばーぐ(というハンバーグ屋)
原発の話
今日は、原発の事故はどういう状況なのか、という学習会に出掛けました。原発を無くすためには、という学習会ではありません。
原発とは何かというところから。
福島第一原発は、沸騰水型原子炉というものらしい。これに対して加圧水型原子炉というものもあるらしいが、どれがそうだったのか、忘れた。沸騰水型の弱点は、燃料棒の核分裂を止める制御棒を挿入するところが、反応の進む圧力容器の真下であることで、燃料棒が破損した場合にその継ぎ目の部分が弱くなる(といっていたかな)。
これは原子炉すべてに言えることだが、制御棒を入れて核分裂を止めても、冷却を続けなければならない。目的の核分裂とは別に崩壊が起こって、熱を発生し続けるらしい。今回の事故はその熱を取り除けずに起こった。
それから、火力発電と原子力発電の発電効率は、それぞれ45%と30%ほどらしい。原発の場合は、核燃料を思い切り加熱できないからだそうである。
冷却システムについて。
津波で13個あったディーゼルエンジンがすべて壊れ、冷却システムが死んだ。津波は5m(?)ほどの想定しかしていなかった。
放射能について。
放出されていて今一番問題となっている放射性元素は、ヨウ素131とセシウム137である。
ヨウ素131は半減期が8日なので、80日すると1000分の1ほど(1024分の1)になり、更に80日すれば100万分の1になる。だから、5ヶ月もすればほとんど無いに等しくなる。
セシウム137は半減期が30年なので、長期的にはこれが問題となる。しかし、飛散が広範囲におよばなければ、1cmほど土壌を取り除くだけでかなり除去できるという。また、菜の花を植えて除去することも出来るとか。
とりあえず、海への放出がずっと続いている。いくらヨウ素が半年弱で100万分の1になるからといって、出続けていれば減ることはない。これをどうにかして止めなければならないけど、…止まらないんだよな、これが。
あと雑多に。
セシウム137の生物学的半減期は70~100日。放射能の半減期は30年だが、身体から遅くとも100日で半分出ていくので、大地や食品の汚染量を少なくすれば、徐々に減ってはいく。
ヨウ素131は80日で1000分の1なので、今原乳などが汚染されていても、80日後には食用に回すことが出来る。ただし、ヨウ素だけに汚染されている場合に限るが。
…と、大雑把にはこんな所だろうか。事故処理に当たった作業員などの話もあったが、長くなるので割愛。
天気:晴れのちくもり、夜雨(東京都板橋区・千代田区・豊島区)
動き始め
今日、昨日に続いて、アマゾンで注文した300名山のガイドブックが届いた。しかし、白黒印刷の上、掲載してある地図がまた解りにくい。何も考えずパラパラめくるには少々しんどい。
それから、夜、板橋区に引っ越してきて初めて班会に参加した。昨日の夜、板橋区の班の人がわざわざ電話連絡を入れてくれて、昨日の連絡で「明日」といわれたので、急遽参加ということに。
何事も最初が肝心、そして、続けることが肝心。やりたいことを明確にして、常に曖昧なところを具体的にして、言葉にしていく。
…とはいえ、ふうたろうはまだアウェー。なんか、所沢にいるときもそんなこと言っていたような気がするけど、ひとまず、この班のことをもう少し知るべきではあるな。
手みやげに、青森県産のストレートリンゴジュースを差し入れると、予想以上に喜んでもらえた。あれはアタリだな。
まさか、3人で1リットルが軽く無くなるとは思わんかった。
ふうたろう、この班でやれそうなこと、あると思う。可能性は果てしなく広がっている。
その前に、明日からスキーツアー。今年もその時期がやってきた。しかし、明日から大雪が日曜日まで続くらしいから、現実は残酷なのである(滅
天気:くもり(東京都板橋区)
宴の終わり
共通すること
闘いは長い
被爆者の辿った道~ナガサキ(2009年8月8日 長崎市)
え?何だって!?
今日は原水禁最終日。メインは平和祈念式典。もっとも、この行事は市で行われるものであって、原水爆禁止世界大会そのものは必ずしも関係ないのだけども。
ヒロシマの式典は8時15分前後なので、大会の方も遅めに始めて10時くらいなのですが、ナガサキのやつは11時2分なので、大会の方は容赦ありません。去年はそれで結局抜け出して式典に行ってきましたっけ。
とりあえず、昨日の夜(今朝、か?)寝たのは2時。6時台にはホテルを出発。式典は異常に混むから。でも、市電は20分くらい待ってもまともに乗れる電車が来ない。混んでいて乗れないというレベルではなく、そもそも、本数そのものがこの混雑にもかかわらず、異常に少ない。
65年後のヒロシマ
失敗!1日目
山奥にて
徹桃
組織…ね
平和って何だろうね
これは今日の写真じゃないけど、「平和」のことを考えるなら、イメージとしてはいいんじゃないですかね。
平和って何だろう。
「平和な日本(世界)に」
なんてことを軽々しく言ってしまいがちですが、平和は勝手にはやってこないと思いませんか?
満員電車の中で起こっている乗客同士のケンカも、ネットの中で罵詈雑言も、憲法9条がある日本の中で起こっている、ある意味戦争状態。そういう人たちの集団である日本国が、平和な国になるはずがない。
今日は何気に日記の手を抜こうとしているので、簡単に書くと、ストレスためない方法を考えようぜということと、余裕のある時くらい人の話を聞こうぜということかな。
少年老い易く学成り難しといわれるくらいでして、弱い人間はなかなか強くなりません。僕らが生きている間に、本当に平和な日本を作れるかは正直絶望的だと思います。でもまぁ、出来なければ滅ぶしかないのですから、進むしかないです。
個人レベルのことしか書かなかったので視野がスゴく狭いように見えるけど、個人を取り巻く環境(政治・経済的)まで今日は書く気力がないので、終わり。
さて、風呂入るか。
天気:晴れのちくもり(東京都板橋区・埼玉県所沢市)
低炭素社会?
まーん!
今日の題名、何だろうね。
Sのいる保育園では、『アンパンマン体操』というのを、保育園自体がアレンジして踊っているらしい。この狭くて音の響きもよい我が家で、しかも窓開けっ放しで(一時カーテンも開いていて)、SとS(Sが2人いる)とふうたろうの3人で、インターネットのアンパンマン体操の歌を前に、それを踊っていたのです。
それで、この、「まーん!」というのは、Sの保育園児が『アンパンマン』の「アンパン」を言えなくてこうなるらしく、Sはそういう子どもたちがたいそう可愛いと思っているみたいです。
なぜ僕らまでこれを踊っていたかというと、今度の合宿という名のお遊び会で、朝飯前にやろうという話になっていたからです。フルの曲を手に入れなきゃ…。