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炎のダッシュ

2006年2月16日

 人気のない取手駅。朝は昨晩の夜更かしにもかかわらずいつもより一本速い電車で出勤でした。なぜか人が少ない…?

 職場では新人研修。化学好きな青年。僕と共感できるかな?一緒に食べようと思った、主任差し入れの超美味いクッキー。健康的に朝飯を食べてきた彼はお腹がいっぱいだそうです。

 でも、おもしろいクッキー。『製造者(めん)』って…

 今日は精神科通院でした。精神医療のプロと見込んで、先生に『男はプライドの生きものだから』をさらっと見ていただきました。
 …本のことはご存じありませんでしたが、著者のテレンス・リアルさんがおっしゃっていることと、基本的には同じことをおっしゃいました。僕がこの本でも理解できなかった『ナルシス』のことを注視(同じ立場で)していました。でも、なんておっしゃったっけ…?
 ただ、僕が変えたいと思っているこの自分自身の中にも巣くう心の闇。周りのみんなも一緒に…というのは苦しいぞと。精神医療のプロフェッショナルがおっしゃる言葉。光の矢に射抜かれたよう。僕はどうすればいいのか?。
「あなたの生き方を見て(周りの人は)変わっていくでしょう。」
 返す言葉がありません。僕自身もっと成長したいと思った一言です。さすが精神科のプロ…。「ありのままの自分(とは何だ?)を受け入れることができるようになってこそ」という先生。う?む、まだ理解に時間がかかりそうですなぁ。
 先生には、もう診療時間たっぷりオーバーしてたのに、話を付き合わせてしまったような気分でした。それが仕事なんでしょうけど…。
 薬局の薬剤師さんも待たせてしまいました。薬の処方と精算を待つ間に、黄色いゴミ箱。何となく一枚。

 取手到着21時10分頃。いつものスーパーマスダ。信号が変わりそうなところ、炎のダッシュ。なんかヤケに走りたくなりました。クーポン券を使ってただでさえ安いかぼちゃの天ぷらと半額のネギトロ、タルタルソース。レジの兄ちゃんが僕の顔を覚えていました。
「いつも来る人の顔って覚えているんですよ。いつもレジ、僕のところですよね?」
「ええっと、他にも何人か覚えている人いますよ。レシートの名前から、○○○さんとか□□さんとか。」
「夜いる人って限られてますからねぇ。」
 店の出がけ、如何にも高校から直行って感じの少女。バイトの人でしょうか。なんだかチーフっぽい年上の女性店員さんと話しながら楽しそう。よそ見に僕とドアの取り合い。そして、お互いが譲り合い。僕が譲ってもらい、仕事上がりの彼女は照れくさそうに
「ありがとうございました…」
「おおきに。」

 外は霧雨が降る冬景色なのに、なんだかあったかいなぁ。

 どこが都会なんでしょ?いつもの風景、いつもの取手、いつもの職場。都会だけど、都会も悪くないのかな。

天気:曇り時々雨・霧雨(茨城県取手市・東京23区)

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