とある講演会にて
2011年7月26日
平日の日中は本当に腐った鰯ですが、自分で自由に使える時間くらいは、何か活動したいものです。
今日は、ずっと前から宣伝されていた、原発問題の講演会に出てきました。講演会の題名がそのまま過ぎて、もう少し人を呼ぶに相応しい題名を考えればよかったかも知れないというのは、次の課題にするとして、原子力研究所に勤めていた市川さんと、日本共産党の政策委員長(参議院選挙では落ちてしまった)の小池晃さんとの、リレー講演でした。
話は一本ではないので、纏めることができませんけど、要は日本共産党の原子力に対する政策を理解するための講演です。
日本共産党が訴えている大まかな中身は、
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期限を決めて(5~10年を目処に、議論を交えながら)原発から撤退する
自然エネルギーを導入していく(日本には20億kWの潜在量があると環境省が言っているらしい
日本最大の原発であり、最大の地震の危機にさらされている浜岡原発は即時停止
プルサーマルはやめる
住民合意が得られない原発は廃炉にする
…などのようです。具体的にどうやっていくか、その他のことを書いているのは、
→原発からのすみやかな撤退、自然エネルギーの本格的導入を 国民的討論と合意をよびかけます
念のため、「できない理由」を探すのなら、これを読む必要はありません。あくまでも、脱原発と自然エネルギーの循環型社会を目指す方法を探ろうとしている人のためのものです。
ところで、自民党は遂に、この期に及んで原発推進表明したし、民主党は相変わらず財界と国民の間を行ったり来たりして何もできてない。公明や社民は何を言ってるのか知らないけど。
先日の参議院では、東電を救済するような補正予算の計上をしたとかで、共産以外の全部が賛成に回ったといっています。東電がまず全てをなげうってでも賠償すべきでしょう?資本主義なら(←ここはふうたろう個人の意見)
→東電救済認められない
それにしても、こういうことを、日本共産党しか言ってないというのが、この国の、国民の不幸なところです。
天気:晴れ時々くもり(東京都板橋区)