下り坂
今日から、また天気がしばらく悪いらしい。5月くらいから続いていた梅雨がまだ終わらない。ひょっとしたら、このまま1年中梅雨何じゃないだろうか。（んなわけないって！）
この花は、ヘクソカズラ（アカネ科）というらしく、確かに、揉んで潰すと、硫黄臭のすることがある。オナラやウンコのように臭いってこと。見かけによらないね。
花の写真はピント合わせが命。でも、時間がなくて、ツユクサ（ツユクサ科）のピントずれ。我ながら情けない。
…来期に期待。
そして、このあとそそくさと出勤、ですが、電車乗りはぐれてしまいました。出勤がしんどい。正確には、移動とあのビルと都会とマンネリ化がイヤなのだけど。
到着したら、既に抽出作業をSくんが始めてくれていました。12分遅刻。「ごめん」すら言えないくらい憔悴していました。この頃、ずっとこんな調子です。
このあとの作業はほとんど僕ひとりでこなしてしまうのですが、なにぶん、自分で労働強化しておきながらマンネリ化にうんざりしているので、仕事をやっている気にもならない。
そして、夜はアレの会議で、20時過ぎまで。精神的に、萎えます。
帰り、出勤の電車で読めなかった新聞を読んでいると、「銀行が税金を払っていない」という記事がありました。読者からの質問なのですが、どういうことか、という問い合わせに対する回答。
企業が払う税金には、法人税の他に、法人住民税と法人事業税というものがあるらしく、大手6銀行はこれすべてを併せて1000億円以下の税金を払ってはいるそうです。
ところが、利潤に対する税金である法人税は、恐らくほとんど払っていないという計算になるそうです。
本来、明らかにされている各銀行の利益からすると、3000～5000億円くらいの課税になるらしいですが、2002年の時の赤字決算を埋めるための期間というものがあって、その赤字を利益からさっ引いてもいいらしいのです。そして、本来はその期間は5年以内のものという法律でした。
ところが、誰が言い始めたのか知らないけど、期間を7年に延ばしたそうです。もちろん、後でね。だから、今年も来年も安い課税で済むということです。
…これって、事後法の適用じゃない？汚くねぇか？それに、『A列車で行こう7』やってたら、そんな猶予期間なんかなくて、よほどゲームの方がキツいぞ。
今は利益が出ていて潰れる見込みがないなら、日本の財政は危機的なんだから、財界が率先して税金を納めなさい。
日本の資本主義の体たらくぶりは今に始まったことではありません。自分らの決めた体制、自分らで維持したい体制すらも制御できない阿呆は月か火星にでも行って暮らしてください。
駅から家まで歩いた時、大粒の小雨がぱらついていました。読んでいた新聞が濡れました。これから、またしばらく雨か。
天気：くもり時々晴れ、のち雨（埼玉県所沢市・東京都板橋区）