狙ってるな。
今朝は、大腸の方の病院。ふうたろう、すっかり間違えて、内視鏡医師の方に診察を予約してしまったので、5月22日の内視鏡の予約を取るにとどまりました。ついでに、精神科医を探していたのに、失敗に終わりましたね…。昼から、ダメなのは判っているけど保健センターに行って、結局、病院と保健センター両方でもらった一覧表の中からひとつ、選びましたとさ。
航空公園の近くのメンタルクリニックでした。行ったらすぐに診察可能でした。もっとも、すぐといっても、心理士に所見を観察してもらってから、3時間くらいの待ち時間があったので一旦家に帰ったのですが。
そして、写真のような夕方になってから、もう一度出直し。
18時前に到着すると、意外と早く呼ばれました。30分ほどの診察だったと思います。待合室はもの凄い混みようで、もう少しで恐らく西武池袋線の下りになると思います。
で、診察は、最初の10~15分、研究室もどきの診察室にいる医者は黙りっぱなし。心理士の所見をずーっと眺めながら、一言も喋らず、何を考えているのかさえ判りません。
黙って待っているのも何ですし、最初の医者なのですから、何かを探ってみました。後ろに医学書が詰まったスチール棚があって、「Principle of surgery」とか「メランコリー」とか「サリバン~」とか、意外とばらついているなと思いつつ。
沈黙の春が終わったら、最終的に医者が述べたこと。
「ちょっと…難しいですねぇ…あなたの場合は…。」
「むずかしいんすか?」
まぁ、そんなところです。ドグマチール(スルピリド製剤)という薬が処方されました。十二指腸潰瘍などにも効果があるというらしい、薬だそうです。
しかし、問題はここにあらず。何と、この診療所、予約制度がないのです。しかも、電話予約を受け付けないので、直接行ってその場で待つか、前日に病院まで足を運んで予約風のものをするかのどちらかしかないと。
これは、きっと、ふうたろうに、「精神科に通う(依存する)のをやめなさい」といっているのですよ。診療所側の事情(聞いてないけど)は何となく理解できるので、ソラナックスとロヒプノールの入手経路を確保すれば、医者自体は要らないのかもしれない。いや、薬そのものを減らし、体調管理できるようになる良い機会なのかもしれない。
きっと、イヤならやめてもいいんだと思います。ここ半月くらいで、病院で病気をもらった感があるので、もう、いいやと。投げ遣りではなくて。
治してもらうんじゃなくて、治す努力をしないと、治らないんでしょうな(根性論)。
バリエーションのある日々を過ごして、やりくりしてみるか。
ところで、帰ってきてから見ていたドラえもんが泣けました。
子ども教育ロボットとして量産されていたネコ型ロボットの中でも、ドラえもんは、実はその中の「ネジが一本抜けた欠陥品」だったらしい。そこで、その欠陥品ドラえもんを作った工場長はドラえもんを幽閉し、他の「子ども教育ロボット」のように作り直すことにした。
ドラえもんは幽閉される直前、他の子ども教育ロボットのひとり(?)から、「のび太をダメにしている」と言われていたため、迷っていたのだ。だからこそ、幽閉されたあとは比較的工場長の言いなりになっていた。
しかし、「子ども教育」の対象だったのび太たちは、幽閉先の、工場長の前まで、ドラえもんを助けに来たのだ。そして、「優秀」に予てからなりたがっていたドラえもんのことを覚えていたのび太は、一度退いた。
優秀な普通の「子ども教育ロボット」は「子どもを成長させる」ロボットらしい。ドラえもんは違っていたのだと。しかし、助けに来たのび太は、いくら宿題をやらなくても、歯磨きすらやらなくても、朝起きられなくても、道具に頼り切っていても、その怠け者ぶりに有り余る行動をとったということなのだ。
工場長の最後の言葉は
「どうやらネジが外れていたのは私のようだったな。子どもと一緒に成長するロボットか、いいじゃないか。」
大長編系でのび太たちのステータスが大幅に上がるのは置いといて、のび太とドラえもんはお互いの関係で確かに生きてきた(30年も同じ年のまま)。宿題ができないことが怠け者の基準ではなかったということだ。事実は、のび太も、同時にドラえもんも、共に成長してきたということだった。
ふうたろうにとって、タイムリーな場面ですな。この調子で、生きていきましょう。
天気:晴れ、薄雲がかかっている(埼玉県所沢市)
覚え書き:ナメタケトウガラシ入り調理