白い悪魔のすまう山々(景鶴山リタイア3:群馬県)
朝になりました。
…。
…雪止んでねえ(滅
こないだの天気よりひどく、新雪の積雪量も50cm以上あると思われます。
ああ広大な雪の空だなあ(棒読み)
今日は4月8日。しがつようか。死月蛹化。
とりあえず、景鶴山方面に進んでみます。吹雪で遠くは見渡せなくて、尾瀬ヶ原や燧ヶ岳などの正確な方位が見えません。しかも、最大のネックは目の前樹林という件。
空は青くなって晴れて来つつありますが、雪の量はそれほど変わらず。樹林の下はナンボか雪の量が少ないように思いますが、このきつさは相も変わらずです。
新雪50cm以上では進めません。もう諦めようか。尾瀬ヶ原に着くまでに昼を回りそうだし。
ふうたろうのテントに戻ってくることさえ大変でした。見よ、この埋もれ具合を。もう一日降り続いたら、完全に雪の中に消えとるわ。
この新雪ラッセルが猛烈にきつい。股関節が外れるかと思うほど、股関節を痛めますから。
3日の嵐の前後で気温が上がったために、屋根の雪が落ちてきたんでしょうね。この小屋にとっても、やっぱり前より厄介な状態じゃねえかと。
昨日のあのパーティが早々に下山しています。踏み跡が付いています。
合う、というよりも、趣がある、というべきか。寂しく、厳しく、寒い冬の雰囲気を余すところなく表すというか。
普通の人たち(山に登らない人たち)はこういう風景を見てどう思うのかなあ。もちろん、ふうたろうなんて渋谷・原宿に行く回数よりは多いのでソレよりは普通ですが。
この前にわかに晴れてきれいだったところだけど、今は雪雲が空をウロウロ。
この辺だったかな(どの辺やねん)、単独の女性がいて、荷倉山を経由して大清水まで下りると言ってたのは。景鶴も登って平ヶ岳まで行ったとか、強靱な山女の方です。
…山に登るおなごは美しいのじゃ(黒笑
もちろん、ふうたろうよりは年上…だと思いましたが。登山の経験的にも…
この写真はもうちょっと構図を上にすべきだった。言い訳がましく言うと、眩しかった上に、ふうたろう好みの写真が撮れるとは思わなかったのです。
田代原は本当にいいところだと思います。新雪の時期、スノーシューで散歩にくるのは大いにありだと思いますよ。ふうたろうは腹一杯だけどね(滅
富士見下のところで、さっきからのラッセル隊に追いつきました。ラッセルありがとうございました。
パーティは6人でした。みんなスキーだったりわかんだったりスノーシューだったりでしたが、スキーの人たちは先に行ってしまいました。わかんやスノーシューの方2人と、これから戸倉スキー場まで談笑しつつ下ります。
なんと、静岡から来たそうですね。静岡といえば、ついこないだ、寸又峡周辺の黒法師岳や高塚山という、猛烈に厳しい山を歩いたところじゃないか…
バス停で片づけなどしながら45分後のバスを待ちます。バス停到着30秒前にバスが出て行ったのですが、それはいつものことなのでもう気にしないと。
ところで、景鶴山はやっぱり立入禁止みたいですね。公式には。
沼田駅まで下りてくると、谷川岳の上空もド快晴。でも、あの新雪の量では、空模様に関係なく歩行不可能ですわ…(滅
4月は天候が不安定ですな。でも、5月になると尾瀬の営業が稼働し始めるのであまり行きたくないですな。ただでさえ「公式登山禁止」なのに。
天気:雪で朝まで非常に強く降る、のち晴れ(群馬県利根郡片品村、移動中は含まない)
ふうたろうさん!お疲れさまでした~。
敗退はしたけれど、でも最後は晴れて雪とか樹林がとてもきれいだった・・・
残念だったけどまた行きたいと想いました。
ふうたろうさんほどのチャレンジ精神は無いのでいつになることかわからないけどね!!
景鶴山は付近は岩場があるんですね。ザイル無しでも行けるかな?
股関節は持病ですか?無理しないでくださいよ~
こんばんは。
実は、明日、またというか、最後の挑戦をします。雨の中ですが、なんとか尾瀬ヶ原付近まで行ってテント張りたいですね。日曜は晴れるようですから。
しかし、富士見田代より向こうは3回リタイアしていても未踏の地。3回も拒まれた地ですから、正直不安です。
股関節は持病ではありませんが、潰瘍性大腸炎と機能性胃腸症のダブル消化器軟弱ふうたろうです(涙