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食いっぱぐれの危機(鳥甲山山行前夜:新潟県中魚沼郡津南町停泊)

2012年 6月 16日

 東京は朝から雨。いや、東京どころか、日本中天気は最悪の土曜日。ただ梅雨前線が停滞しているだけなら諦めもつくけど、よりによって週末に低気圧を伴って、活動が活発化して近づいてくるからタチが悪い。
 しかし、どうもこの天気、明日は部分的に晴れが期待できそうですな・・・。
 というわけで、ふうたろうは新潟行きのバスに飛び乗り、湯沢で下ります。


 ふうたろうの行く宛は…
 ひとまず、この場から移動して越後湯沢駅に向かいます。


 関東地方の天気の悪さは悲惨を極めるどころではなかったのですが、谷川連峰を越えると、意外とアッサリした天気です。山が命運を分けるってことですかな。


 どうも、インターと駅を結ぶバス便が存在するようですが、ちょうど今の時間帯だけバスがないという、いつものパターン。
 ま、越後湯沢から乗るバスの時刻は16時40分と、今から概ね2時間後。歩いていきますか。


 しかし、肝心の越後湯沢駅はどこですか?行く方向がいちいち怪しいニオイがしますな…


 いところとかいところとかをくぐり抜けてやっとバス停に到着。


 駅ナカにある産直売り場みたいなところを見ても、全然時間が有り余っているので、めっきり電車に乗らなくなって漫画本さえも読まなくなったふうたろうは、2巻も新刊が出ている『岳』を読んで過ごします。ま、『岳』の感想についてはとりあえず書かないことにします。ふうたろうの日頃の山スタイルとは似て非なるものですしね。


 バスが津南役場前に到着です。津南町は、苗場山を含む尾根を挟んで、湯沢から反対側の町。ふうたろう、明日は晴れ間を狙って、日帰りしかできない上に行くのがやたらと大変な鳥甲山を撃破しに行くのです。津南から本来はバスを乗り継いで秋山郷(和山)に向かうのですが、今日は和山まで行ってもお高い宿しか存在しないので、津南で無難に宿泊です。
 なお、バスの時刻は明日の日記にでもまとめて載せておきます。


 ふうたろうが泊まるのは、この伊勢屋旅館。古いたたずまいですが、ふうたろう好みであるのは確か。素泊まりであれば4500円、朝食だけも可能(5500円)、おにぎりを持たせてもらうなら一つ150円(だったかな)。
 新潟県津南町 伊勢屋旅館のHP
 朝食は、若干無理を聞いてもらって、6時くらいに出してもらえることになりました。山小屋みたいなことさせてごめんなさい<(_ _)>


 ところで、伊勢屋旅館の前には横断歩道がないのに歩行者用の信号機があります。いや、正確には、横断歩道がすり切れています。ってか、車の停止線もすり切れてない?(じと目


 宿の女将さんがわざわざ南越後観光バスに問い合わせて時刻を聞いてくれました。ある程度ふうたろうの方でも見当は付けていたのですが、気持ちはありがたいですね。
 でも、明日の朝はおそらく雨だとしたら、この「旭町バス停」ではなく、「津南バス停」を使った方がいいかもしれません。
 ところが、この南越後観光バス、路線図やバス停の案内が存在しないため、ぶっちゃけ使えないホームページです。こないだのにしてつバス並み。理由があるのか何なのか知らないけど、乗り継ぎが解らないバスに、誰が乗るんだと。経営する気あるのかと言いたい。


 夜飯を食うところを探しましたが、あるのは居酒屋ばっかり。後はコンビニ(19時くらいで閉まるけど)とパン屋くらい…。最後に残ったのは弁当屋。
 そう、これが、現代社会なんです。ふうたろうみたいに、バスでしか移動しないような流れ者には、不便どころか、食いっぱぐれの危機です。それにしても、みんな食べにいくとしたらどこに行くんだろうね。


 ひとまず勢いで津南町までやってきたけど、明日、うまく晴れてくれますかね。晴れてくれなかったら、それどころか大雨だったらすごすごと撤退です。もうこれ以上死にたくないですな…。


天気1:雨時々止む(東京都板橋区)
天気2:くもり(新潟県南魚沼郡湯沢町・中魚沼郡津南町、移動中は含まない)

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