ボウフラと遊んだり
旧職場の玄関口に豪雨でプランターにたまった水たまりがあります。その中には、ボウフラがいっぱい。ちょっと揺らしたり、影が出来たりすると大慌てで底に潜っていきます。見ていて飽きません。主任以外の僕を含める職員3人がずっと眺めていました。
ボウフラはいろんな形をしています。成長の度合いが違うのか、種類が違うのか判りませんが、黒っぽくてエビみたいなものや、毛虫みたいにナヨナヨしたもの、動きのノロいものなど。上の写真はエビみたいに素早く動きます。いわゆる終齢幼虫でしょうか。
しかし、数時間してまた見ると、もう羽化が始まっていました。はて、蛹(さなぎ)はどこに行ったんでしょう。
そうして、観察を堪能したあとは、噛まれるとカユいので、沈めておきました。ヤブカさん、ごめんなさい。
今日も日中はずっと引っ越しの作業でした。荷ほどき。とにかく部屋の中にある粗大ゴミがジャマで、その撤去と、やっと備わったキャスターに器具を詰めていく作業です。部屋の中にうずたかく積み上がっていた段ボールは半分以下に減りました。いろんなトラブルを抱えながらも、少しずつ引っ越しは進んでいます。しかし、依頼したいのに出来ない農家たちの困惑も、日に日に積み上がっているように思えます。早く復帰しないと…、けども、電話回線もインターネット回線も、ガスも通っていませんし、工事も終わりません。困りました…。
最近、無力感に襲われます。しかしこの無力感、過去に覚えがあります。今まで経験した中での失恋した時、あるいはしそうな時の感覚です。その彼女がいなくなったらそれで全てが無くなってしまうような、あの感覚です。しかし、今は「失恋」している状態ではありません。何というか、何も手につかないというより、何も手につけるものがない、自分で自分が必要である存在に感じない、そんな気分。職場での妙なカラ元気、帰ってからの異様な空虚感、なんだこれは。
しかし、今日は帰ってから、一仕事しました。この前、7月2日に行った靖国神社の報告ビラを作ることでした。なんだかねじ曲がった感情で作ったビラで、ものすごく自分でひねたものを書いているのが判ります。しかし、どうしようもない。今、理性的に何か書くことが出来そうにありません。昨日は、「何もやらないでおこう。」みないなこと書いてみましたが、何かひとりでゴソゴソやるのも手なのかもしれません。そう、今日みたいにボウフラと遊んだりして。
天気:くもり時々晴れ(東京都板橋区・埼玉県戸田市・和光市・茨城県取手市)