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いつもの聖地へ(奥穂高岳【前穂高岳・岳沢コース】:長野県)

2015年 9月 23日

 昨日は西の空で、今日は東の空です。今回5泊もしているのに、19日夕方と22日朝しかまともに夕焼け(朝焼け)を見ていない気がします。20日の夕方もきれいだったようですが、ディズニーランド系混雑の大天荘テン場付近と疲れの前に屈服させられていたので、しかたない‥


 ところで、今朝も体中のむず痒さで寝づらかったです。最近、何かとよく解らない痒みが身体の何処かを襲います。アレルギーでも発症しましたかね。


 日が当たっていない笠ヶ岳‥ですが、ピンぼけしてるのなんとかならんかね。


 奥穂高岳山頂に向かっています。5回目ですけどね。


 奥穂高岳まで、昨日の大キレットなどには及ばなくとも、それなりの岩場やハシゴなどがあるので、油断大敵。


 標高2500mくらいのところに雲海。あの下では、「あー今日も曇ってんなー」ってなっているのでしょう。


 槍ヶ岳、目立ちますね。


 なんだろう、このオブジェ。


 太陽が雲からようやく顔を出して、山肌が明るくなってきました。


 ジャンダルム。またあそこ、挑戦する?‥いや、登るべき山は日本にはまだまだいっぱいありますからね‥


 もう5回目なので感動とかはないよね。


 そう、奥穂高岳山頂。


 人がかなりいますが、これからまだまだ押し寄せてきます。


 涸沢カール経由のパノラマコース下山のつもりでいたのですが、Portalが紀美子平と岳沢ヒュッテ(岳沢小屋)にあるので、去年に続いてまたこちらを選びます。ま、去年とは通る時間帯も違うし、今回は下りなので、許しましょう。


 ジャンダルム方面の稜線。荷物を軽くしていけば、大キレットを110リットルザックで進むよりは楽にいけますかね?いや、既に100リットルザック担いで縦走しているんですけどね。


 奥穂高岳山頂バイバイ。今後、来ることがあるかどうか、流石に怪しいですね。パノラマコースは歩いてみたいのでこの辺りの何処かには行くのでしょうけど、行って北穂高岳かも。


 見事すぎる岩山ですな。


 みんな慎重に下ってきます。


 ここもそれなりに岩場の大変な場所ですからね。


 ふうたろうは吊尾根をトラバースするように歩くことになります。その吊尾根からの風景は、上高地や岳沢を一望できるポイントとなっています。


 どれが西穂高岳でしょうかね。右側の尾根の中のピークのどれかか、それとも見えないか。
 中央左のは焼岳です。


 何か渋滞が始まっています。手こずっているようですね。


 まあ、それでも特に何ともなく、紀美子平。
 そうそう、奥穂高岳山頂から、名前も聞いていないままですが、ひとり、女性が一緒です。前穂高岳に登るつもりでいるようで、実際に時間もありそうなので、ふうたろうも行くとしましょう。


 前穂高岳もまた、行列です。ここも一本道ですからね‥


 荷物は紀美子平に置いてきていますので、体が浮くように軽い。


 奥穂高岳山頂から手前に向かって下ってきました。紀美子平は2800mちょっとで、前穂高岳は3090m。それでも荷物がないので、楽です。


 前穂の山頂は広い。ガレ場でゆっくりするにはなかなか難しい場所ですけど。


 眺めはいい。奥穂高岳よりも快適だと思います。


 下りも行列です。


 そうとう写真を端折りましたが、雷鳥広場、まで降りてきました。すれ違いや不安定な岩場での渋滞は、なかなかのものでした。


 登ってきたときは体力的にかなりきつかったけど、下りは下りで神経を使います。


 それでも、下りのほうが景色的にも体力的にも、楽かな‥


 森林限界を下回って樹林が出てきました。森林限界点というのは案外はっきりしていて、突然樹林帯になります。


 この辺りはまだ色が薄いですが、黄葉始まっています。


 坂は急ですし、岩場もあります。黄葉に見とれてばかりだと逝ってしまいます。


 ま、ふうたろうは余裕綽々で見とれていますけど。


 そういうのがケガをするので気をつけねばなりませんね。


 このハシゴ、覚えています。けっこう長いハシゴでしたよね。


 この自己主張する一本の木も、何となく覚えています。


 岳沢小屋(昔は岳沢ヒュッテといった)が見えます。


 ゆっくり、すれ違いや渋滞に遭いながら写真も撮りつつ下ってきたので、既にここで11時半。しかし、すれ違いなどにかかる時間は、北アルプスでは賑わいを楽しむための税金みたいなものだと、ふうたろうは思うようになりました。


 黄葉、薄いけどいいですね。


 こうやって見上げるのもまた、いい。


 空には随分薄雲が広がってきました。天気は西から下り坂のようです。


 テン場の水場です。こんこんと塩ビパイプから湧き出ています(真顔


 このガレた岳沢を渡れば岳沢小屋です。


 いや、よく降りてきました。


 今日は連休最終日。そうとう減ったとはいえ、それでも人はいます。ほとんど下る人でしょうけどね。


 岳沢小屋でまたカップめんを食べて、トイレにも行って出発。Ingressは今回、ふうたろうが着いた時はみんな青Portalで、その後を緑が追いかけて取ってゆくのでちっとも盛り上がりません。


 ところで、このガレ沢で何故かガレ沢をダイレクトに下っている人がいました。どう考えてもそこで沢を下るという選択肢は採らないだろ、という局面で。
 ‥地図はもっていたんだっけ?ふうたろうがまだ見える範囲にいた(100~200m)ので大声で呼んで、道を聞いてきましたが‥この辺の山域をひとりで歩く人なら、読図して進んでほしい(´・ω・`)ショボーン


 というわけで、けっこうテンション下がりました。その一部始終を見ていた他の登山者とも話になって、(´・ω・`)ショボーン
 道迷いで遭難のパターンはすごく多いので、マジで気をつけてもらいたいです。地図使わないのは本当にかんべんしてほしい‥


 薄暗い樹林帯に入りました。もうすぐ下山完了かな。


 上りに使ったことのある道、覚えているようないないような。いや、16年前にもこのコースを下っているので初めてじゃないけど、16年前のふうたろうなんて登山者としても人間としてもゴミ以下なので、記録にすら残せないほどです。


 そして、登山口。やっとかー( ゚д゚ )


 この川で足を洗って水質汚濁に加担します。しかし、冷たさがパネェ!


 この辺りの沢の透明度はすさまじい。水深こそ浅いので青池や沸壺の池(青森県)のような青は出ませんが、もうちょっと深ければ素晴らしいスポットになっていたことでしょう。


 湿地から六百山。


 家族で訪れていた中の長女らしい少女が、構図を選びながらスマホのシャッターを押していました。思わず感心してしまいました。
 感心したのでそのことを伝えると、照れくさそうに笑っていました。うむ、かわいいのう(←変態


 やはり、午後は山の上はガスりますか。天気は下り坂という情報なので、そのせいもあるかもしれませんが。


 いよいよ下界ですね。もう、山という雰囲気はないです。


 Missionのポイントも穂高岳山荘と奥穂高岳山頂以外は上高地に集中しています。おそらく、Missionを作った人が、どんなコースででも行けるよう、配慮したのでしょう。とてもよくできたMissionです。ありがたいです。
 で、ここでちょっと買い物。


 上高地のソフトクリーム。徳沢小屋のソフトクリームがなんかいいらしいというので去年はあの女性二人と一緒に食べていた記憶がありますけども。
 すっかり繋がりなくなったな、あの二人とは。


 上高地バスターミナル。ふうたろう、この上高地の雰囲気は、無数にある観光地の中で唯一、好きな場所です。なぜかふうたろうの中でこの一帯は聖域です。立山室堂や伊吹山山頂ではダメなんです。知らんけど(←こら


 上高地にはPortalがいっぱいあるので、ちょこちょこ。何個か緑Portalがあったので憂さ晴らし(何のだよ)に潰しておきました。
 ところで、乗客とバスの係員がもめていました。整理番号がぐちゃぐちゃになっているらしく、乗客の方は乗れるはずのバスに乗れなかったらしい。そりゃ、怒るわな。まあ、この恐ろしい数の人数捌くだけでも鬼畜だけどさ。


 この後、松本を経由して東京に帰りますが、今朝方おかしかった体調がついに悪化の一途を。ムカムカするのもあるのですが、どうも風邪っぽい。体中がジメジメして寝付けない日が多かったですし、ジメジメしてる故に冷えたのでしょうかね。贅沢を言えば、山終わったら、休んで、休んだらまた山に行きたいよね。本当なら「仕事」なんてせずに山に登りながらこのブログを綴るだけの生活をしたい‥(なんていうニート発言をしてみる)
 #1奥穂高岳5回めクリア。
 FD:1時々3
 UC:1


天気:晴れ(長野県南安曇郡安曇村・松本市・岐阜県吉城郡上宝村)

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