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腫れたらイイね(真顔

2018年 6月 29日

 妻が2年前から狙っていてことごとくで突き返された飯豊山に、今日、いよいよ登ることになりました。妻の登山スタイルは、夜のうちに登山口近くまで車で寄せて、朝イチで突撃というものです。ふうたろうみたいに、公共交通機関縛りで呪われまくるのとは大違いですねまあ妻は雨に呪われているけど(真顔
 ところが、その出発の昨日の夜、久しぶりのテント泊装備(夏山)の準備に手間取るなど、出発が24時近くなった上、高速に乗ってしばらくしてから妻がピッケルを忘れたことを思い出し、戻ったら余裕で1時前になりました。飯豊山の登山口近くに着くの、ナビの予定でも6時なんですけど‥?
 案の定、妻はほとんど眠ることができないまま朝まで運転、となってしまいました。ふうたろうは運転できないし、一緒に起きていても何もしてやれないので、せめて、途中から荷物持ちの役を買うくらいでしょうか。
 ‥というわけで、ここは大日杉小屋。妻いわく、ここはコースタイムが短いそうです、ね(フラグ


 出発早々、でかいブナ(?)の倒木が登山道を塞いでいました。妻は既に寝不足に加えて、荷物の重さと暑さに口が塞がれているようです。


 亀のノロいの妻の方から、倒木直後のこの鎖場の前にて、精神の壊れるような音がしました(何
 まあ、途中から荷物持ちの役を買うことにしていたので、ふうたろうの役目を今こそ果たすときです(`・ω・*´)キリッ


 妻を先頭にして登ること何分でしょうか、何やら飯豊連峰主稜線っぽいやつが見えてきたみたいです(見えただけ


 ウラジロヨウラク(ツツジ科)
 とりあえず、暑い。しかし、妻はもっと暑そうな雰囲気。


 寝不足と猛暑を圧して、何とかだまし地蔵まで来ました。ここはネマガリタケが周りに生えているところで、妻がゴロンと横になったので(寝息立てていたような)、タケノコでも探すことにしました。


 あ、電波が通じたので、自作の飯豊山縦走のMissionを始めておきます。ふうたろうの作るMissionはなぜか不人気です。作ってから1年も2年も、誰もやった形跡がないものだってあったりして。なんででしょうねぇ(すっとぼけ


 ヤヴの中にタケノコのシルエットが見える(覚醒している)ので、採ります。ヤヴになるとヤヴこぎや刈払が大変なネマガリも、タケノコのうちにとって食べてしまえば、ヤヴを予め抑制できるしうまいというもの。


 キジムシロ(バラ科)の仲間ですが、何でしょうね。ある人に言わせるとミツバツチグリだそうですが、季節がちょっと遅い。


 ハクサンチドリ(ラン科)。~チドリと名のつく花、他に知っているものがあったか。エビネチドリ、テガタチドリ、くらいは聞いたことあるけど、どうも調べてみると、「属」が違うらしい。


 このエリア(奥只見付近、飯豊、朝日連峰あたり)でお馴染みのヒメサユリ(ユリ科)。ピンク色の花が印象的です。


 さて、地蔵岳まで来て、切合(きりあわせ)小屋まで概ね半分というところでしょうか。しかし、そこまでで4時間程度かかっているので、この後どうなるか‥
 で、空に積雲が増え、次第に大きくなってきています。


 雨レーダーを見ると、沖縄~北陸地方にかけての広い範囲でギガデイン雨が降り注いでいるようです(滅
 そして、ふうたろうたちがいる飯豊連峰(赤丸)にも落雷を示す■マークが‥


 遠くからゴロゴロという音が聞こえます。あの黒いのが来たら、確実に雨にボコられます。
 ‥しかしその後、積乱雲は霧散し、今度は山形県および会津方面で発生、ふうたろうたちのいる場所は奇跡的に雨を免れました。その代わり、ふたたび槍のように直射日光が刺さってきます。妻の疲労度がハンパない。


 水は十分持っていますが、ひえひえの湧き水がほしい。浴びるほど飲みたい、浴びたい。
 ‥というご注文の品がこれでございます。種蒔山(ポータル)あたりから流れてくる小さい沢の一つでしょうか。しかし、この水、雪よりも冷たくて、水を汲もうにも3秒と手を浸けていられない、浴びるなんてできない(できないとは言ってない


 雪渓を妻のいるところまで戻ります。妻には下で休んでもらっています。この水で、熱と渇きの苦しみを癒すとよい(何


 そして、なんとなく、なんかすごいところ歩いてるハッタリ感出すために撮ってみたけどイケてない写真。ふうたろうが持ってきたピッケルはほぼ、ここでしか役に立っていない件(何


 そして、なんかすg(ry出している写真ですが、大したことはありません(真顔
 ここまで来ると、もう、切合避難小屋もすぐそこです。


 主稜線に上がったら、飯豊連峰最高峰の大日岳が見えました。主脈からは外れるので、飯豊山とは別扱いになるのでしょうかね?
 それにしても、ダダぐもり。


 じゃあ、小屋に荷物置いて、種蒔山にHackしに行きましょうかね。Ingress要素薄いように見えるけど、ふうたろうがこの山に来ている動機の大きな要素です。


 そして、種蒔山自体はゲロショボだと。何この

←あっち ここ こっち→

 ‥みたいな札付きの棒が道に立ってる山頂もどき。しかもビミョーにポータルずれてない?


 というわけで、さっさと戻ります。どうせCFに埋まってるし、Key集める価値もないですな。レーダーを見ると、17時ころからこのあたりでも雨が降りそうですし、戻りましょう(実際降ってきた)。


 戻ったら妻がぐっすり眠っていました。そりゃ、疲れるよね‥よくがんばったと思います。寝不足、暑さ、急坂、荷物の重さ‥よく耐えましたよ。
 でも、ネマガリの皮剥きは起きて手伝ってくれました。まあ、手伝わないと、食べるのも遅れますからね(滅
 ところで、小屋の中にブヨが飛んでいたらしく、妻は寝顔を何回か襲われたそうです。外の天気を見て、ふうたろうがれたらいいね」と言ったら(お察しください


 なんかきたないけど、卵とじもどきです(爆滅
 念の為、味は極上。醤油と砂糖とだしの素で煮たネマガリの卵とじは、本当にうまい。2011年6月5日、たまたま立ち寄った富山市の桝天のおやっさんが出してくれた料理で最も印象深かったのがネマガリの卵とじです。山に、いかに生卵を持って上がるかが肝要になります。


 明日も、今日のように、日中、はれたらいいね


天気:晴れのち時々くもり、一時雨(福島県耶麻郡山都町)

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