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悲しく、情けない、…日本

2007年 4月 18日

 訃報。長崎市長が未明に亡くなりました。彼は、老衰や病気で亡くなったのではありません。もちろん、公害病とか原爆症とか、そういう「グレー扱い」されている死因でもありません。
 市長は、あからさまな犯罪に巻き込まれて亡くなりました。昨日までは曖昧だった犯人の言い訳が、今日になってニュースで報道されるようになりました。「車のバンパーに傷が付いたのは何とかの工事のせいだから補償せよ」なる類のものが、受け入れてもらえなかったかららしい。
 これが本当の理由なのかどうかは知らない。しかし、これが仮に事実であるとすれば、特に異常なことではないと僕は思います。ただ今回はクローズアップされるほど大きな事件になっただけで。普通の人からすると「たったそれだけのことで??」という殺人から、まったく理屈の解らない猟奇殺人まで、一般市民レベルで何度も起こっているんですからね。


 日本中を驚かせるテロがあっても、僕の職場のエバポレータは回り続けます。かつてないくらい大量に並んだフラスコは、事件のことを忘れさせるくらい目の前に迫ってきます。これからしばらくはこういう仕事が続きそう。利尻富士に登るモードには、まだまだなりそうにもないっす。

 テロ、そういうレベルの犯罪が、ここ最近多いように思います。北朝鮮の拉致問題は国際テロですが、日本国内でも、十分多い。昨日も書いたけど、なんで、暴力団や右翼や解放同盟、在日米軍などが暴力行為を続けているにもかかわらず、縮小もせず存続出来るのか、理解できません。その一方で誰が被害を受けるのかも解らないビラ配りや宣伝などで言論・思想の弾圧があることもまた、理解できません。
 …僕なりの社会への関わり方を、今一度考えないといけないのかな。ただ、選挙運動みたいな運動は僕のスタイルじゃないってのがここ数年でよく判りました。ならば…?
 答えが出ません。

天気:くもりのち雨(東京都板橋区・茨城県取手市)

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