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風でダウン

2007年 5月 11日

 いつも通り、常磐線。出がけに階段でばったり会った自治会費徴収の係の人に捕まり、危うくバスに乗り遅れるかと思いました。それでも、とりあえず、花の写真。これ、何だっけ。確か、ジギタリスというやつではなかったっけ。Wikipediaで調べてみたら、確かに、ある。
ジギタリス
 慌てて撮ったので、じっくり見られませんでした。こういう系統の花は好きです。ただ、毒草なんですよね、これ。
 ま、そんな慌ただしい朝で、慌てて取手駅に行きましたが、何のことはない。折からの強風で、常磐線は完全に死亡。風でダウンです。
 しかも、薬を飲み忘れて出かけてしまったため、疲労度倍増。更に、山手線が止まったので京浜東北線で赤羽周りで行ったら、京浜東北線が止まり、行動は全て裏目。これほどまでに電車でダメージをくらったのは本当に初めてです。
 今日は職場の会議。結構差し迫った課題に取り組まなければならないという話になりました。それでも、楽しくやることが大事という、「持続可能」な方針。ちょっとやる気も出てきました。そして、職場に近い場所に引っ越す決意もだんだん固くなってきました。(っていうか、今日みたいに乗換が多いと、その回数だけ止まる確率が高くなる…)
 更に、帰りの電車で、講談社ブルーバックスの『新しい薬をどう創るか』(京都大学大学院薬学研究科 編)を読んでいて、有機化学と生化学への思いが揺さぶられました。いちばん化学で熱い分野だと思います。そして、その考え方は、毒性学とかにも使えるのではないかとも思ったりして。もう少し読み進めて、夢を膨らませたい。
 午前中は風でダウン、薬飲み忘れでダウンでしたが、会議で檄を飛ばされ、化学で夢がふくらみかけて、ちょっと幸せ。

 …ただ、参議院特別委員会で「憲法改正国民投票法案」が通ったらしく、政治の方は相変わらず夢をたたき壊す方向へ進んでいます。『希望は戦争』とか述べている人がいるのは事実ですが、化学を研究することも、その平和利用(薬学もそうです!)も純粋に追究できなくなるようにはしてほしくない。最近、僕は、自身の考え方が一歩間違えば紛争に発展するほど軽率で愚かであることに気付きましたが、そうでない人にまで、『希望は戦争』などと軽率な考えを押しつけるようなことはやめた方がいい。理性的に生きて、努力して幸せを勝ち取って、人を純粋に思いやれる人が多くいるはず。憲法9条を変えてしまったら、そういう人たちはどうなる?一部の、『戦争が希望』である短絡的な(僕のような?)人間のために変えられたら??人を思いやれる人は、誰が死んでも辛いのですよ(集団的自衛権行使ではそうなる可能性が高い)。そういう人たちの思いを潰して良いのですか?
 自暴自棄、疑心暗鬼、色々苦しい感情があるのは、解る。が、それは、戦争ではなくならない。理性的に、努力をして幸せになり、人を思いやる経験を積み重ねることが大事だと思います。少なくとも人を攻撃しても、一生幸せにはなれません。
 改憲論者を責めるのはやめたいと思います。その人たちなりの理由はあろうから。でも、改憲論者も、非改憲論者を理性的に見る(…ことはできないのか)努力をすべきです。逆も然り。さて、安倍首相たちは一体どういう思考で憲法を変えたいと言っているのやら…?
 ともあれ、彼らを攻撃しようが批判しようが変わらないような気は、最近少しします。彼らの暴走は、もう止まらないのでしょうか?

天気:快晴、風非常に強い(東京都板橋区他・茨城県取手市)

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