最後の晩餐
※記録：6月9日
今日は最後の晩餐です。晩餐…といいながらも、これは昼飯ですが、とにかく、僕好みの繊維質の多い食材は、これから丸二日半、食べることが出来ません。右のような食事なんて、夢のまた夢。本当に夢に出てきそう。
昼間の労働の間に主任が殆どを作ってくれます。ありがたい、本当に。
虫が苦手な人は、絶対に画像を拡大しないでください。腰を抜かしても助けられません。
今日は農薬の抽出もしたのですが、ちょっと変わった実験もやっていました。生物を使った農薬検出法（？）です。原理は簡単。虫を、目的のサンプルの中に放り込んでやればいいのです。仲間の彼は、「アウシュビッツみたいだ」などと言っておりましたが、まんざらでもない。ビーカーから這い出そうとする虫を叩いて落とす。当然、エサもない。
なお、この虫は、米にわくガの幼虫です。一応、駆除の対象。
最後の晩餐なのに、その夜に、荒川沖で会議。真っ暗な荒川沖駅のプラットホームに、グリーン車付の満員電車からはい出してきた乗客が流れでています。
会議は4畳半くらいの会議室に8人くらいだっけか。虫のオプションもあり。メシは食べられません。薬すら飲めません。
しかし、茨城県での会議は本当に久しぶりです。馴染みの仲間とじっくり話す機会は一時期よりもだいぶ少なくなっていたので、今日みたいなチャンスは逃せませんでした。ちょっとくらいいさかいがあっても、顔を見ると、何でも許せてしまう。昨日までの疑心はウソのように霧散する。悩んでいたことさえも萎縮する。ありがたいよ。夜の飯は食えなかったけど、立派な晩餐でした。
で、結局、今日の会議は参議院選挙の話でした。…選挙は苦手なんだけどな。適当に逃げておこう。気が向いたら参加しよう。政治の「政」は、「まつりごと」とも読みますからね。祭りだ。気楽に構えとこう。
9日は家探しです。いよいよ…か。
天気：くもり時々晴れ（東京都板橋区・茨城県土浦市・取手市）