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病気より痛い健康の確認

2007年 6月 11日

※記録:6月12日

 ついに、一年に一度のビッグイベント。大腸内視鏡検査。この検査は三重苦です。いつも思うけど、なぜ健康を確認するためにこれほど苦しまなければならないのか、解らないっす。
 手始めに、昨日まで約二日間の野菜抜き生活。それから、右の写真の如く、2リットル近くの、クエン酸塩を溶解させた下剤嚥下。ここまででまず二重苦クリアです。


 苦痛にオプションがあるとすれば、この点滴。たった54kcalしか摂れない点滴。塩化物イオン、乳酸イオン、ナトリウム、カリウム、ブドウ糖などが溶けているようです。この点滴を使って、鎮静剤や止血剤を側注(管の途中から入れる)したり静注したりします。また、このプラスチックの針が痛い。


もっと痛くてグロいものを見たい方はこのあともどうぞ。


 秒読み開始の段階。いよいよ大腸にカメラを突っ込まれます。SpO2とは、体の中の酸素飽和度を意味しています。100%が最高ということですね。bpmは心拍数というか、脈拍。


 このあと、大腸にカメラをぶち込まれて、写真どころではありません。直腸→S字結腸→下行結腸で、悶絶します。鎮静剤打っても痛いもんは痛い。冗談じゃない!
 でも、痛くない方法もあるそうな。軸保持短縮法?一度受けてみたいものです。
大腸.com
 Dr.コトーならどうするかな。


 これは、内視鏡の写真です。左が正常部位で右が炎症のある部位です。僕の炎症は直腸のみで、ここの経過を注意していれば良さそうですね。前は回盲部(小腸と大腸の境目あたり)にも炎症がありましたが、今日はなかったようです。これを聞けば、三重苦もまあ許せるか。

 こうして、16時半頃に全てが終わり、やっと闘いは終わりました。検査費用は5000円弱。特定疾患の医療補助がなければ、2万円くらいするはずです(保険が利いて)。よりによって、自民党はこの補助を切ろうとしてくれたから、四重苦になるところだった。厚生労働省の通達段階でとどまったから、野党である民主党などの動きは解らない。共産党は反対してくれた。
 …参議院選挙戦に一矢報いているつもりです。

 明日は、元気に仕事できるかな。

天気:くもりのち晴れ(千葉県我孫子市・茨城県取手市)

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