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やれることをやろう

2007年 8月 8日

 今朝はいつもより45分くらい早く起きました。昨日の夜、ソラナックス(向精神薬:アルプラゾラム)プリンペラン(HT3受容体阻害剤?:塩酸メトクロプラミド)の副作用なのか、うつ状態になったみたいに何もやる気が起きず、23時には寝ました。やっぱ薬じゃけんねぇ…。
 というわけで、朝、早く起きたので空芯菜の炒め物(唐辛子と大蒜と醤油)を作って、胚芽米を圧力鍋で炊いて、食べました。旨し。
 その後、7日付の日記。時間がなかったので、速攻で書きました。一応考えはまとめたつもりでいたので、30分くらいで書いた…かな。あとは、バックアップのつもりでとっておいた画像データのCD-Rが腐ってて、再び『ファイナルデータ』で画像をサルベージ。いくつか本気で死亡しているのがいて、ショック。
 さて、出勤。草刈り仕立てなのに雑草に圧倒された人家の中庭。キノコが生えています。…またキノコかよ!
 いい生えっぷりですが、食べられるのかなぁ。キノコの写真は小さい頃よく撮ってはいたのですが、今はむしろ花の方に興味がいってしまっている僕です。


 今日の仕事も、抽出でした。これは、農家の人たちが丹念に育てた野菜の安全性を、可能な限り保証する作業です。マンネリ化していようと、やるべきことの中でも大きなことの一つです。
 しかし、この作業、大変です。大変というのは手間がかかるのもそうなのですが、抽出の精度を保つのが大変。実際にある分だけ検出されるべきものですから。
 でも、現実は甘くない。70%以下しか実際にある量に対して抽出・分析できていなければ、それは「分析できていないこと」になってしまいます。一方で、100%を超えて、120%とか150%とか、ひどいときには400%とかの時もあります。これも同じく、分析不可能です。
 今日は、抽出の他に、精度管理という作業をやりました。抽出による回収率の向上や、分析時に起こる実験誤差を減らすための作業です。
 再び、百種類以上の農薬が入った冷蔵庫を開けて、作業。でも、新たな結果を出すための作業ですから、血湧き肉躍ります。それで、作業効率が上がり、精度も上がり、農家の人たちにも貢献できれば、それ以上必要なことは何もないです。
 他にも、農薬の専門書(僕の私物だけど職場に堂々と置いてある)を読みながらニタついたりします。これは分析できる、これは無理っぽい。この農薬はこんな反応をするのか!稲熱病(いもちびょう)菌の殺菌剤にサッカリン(人工甘味料)?という風に。バケキチハッスル度上昇。
 屋久島・開聞岳の旅で、そぞろ神が僕を更にハッスルさせます。

 でも、やっぱり僕はモノ相手なんですよね、仕事も趣味も。仕事に貴賤はないというけど、人相手の仕事で苦労している人を見ると、頭が上がらない。昨日付の日記に書いたトリイ・ヘイデンみたいな。
 それでも、僕はやれることをやるしかない。もし、何かで力になれるなら、そのチャンスは逃したくないものです。

天気:晴れ時々くもり(東京都板橋区・茨城県取手市)

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