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風邪継続

2008年 1月 29日

 今日ほどティッシュペーパーを消費した日は、ここ10年来、無かったと思います。とにかく、くしゃみが連発。熱はやや高めで推移しています。頭は少し痛い。喉の痛みはだいぶ治まってきました。
 でも、このくしゃみでは、試薬を扱うのはちょっと危険かも知れません。だいたい、熱があるからアウトなんですけどね。
 一方、職場の方は、どうも、主任もノックアウトしているらしいです。2人でがんばっているのでしょうか。…すまない。
 風邪を引いて辛いのですが、まだ食欲だけはあるので助かります。消化器にダメージが殆ど来ない風邪で、それだけでも…。
 このかりんとうは、開聞岳で会った人から、ずいぶん前にいただいたものです。国産小麦を使ったというかりんとう。レアものです。賞味期限が近くなってきたので、こういう時にエネルギー補給で食べます。味は、ワンダフル。


 夜、『たけしの本当は怖い家庭の医学』が放送されていました。今日は動脈硬化の話。血管外科の医者が出てきて、「この番組で、ステントを使った治療法が紹介されたため、100(?)人くらいの人が助かりました。」と番組を賞賛する場面がありました。確かに、助かったのは事実なんでしょう。でも、この番組すべてをこれでOKとするにはちょっと、ね。
 ただ、最後、この医者が述べたことで重要な話がありました。
 「日本は先進国の中でも、先端医療や新薬の導入が遅れる傾向にあります。理由は簡単。(国が)出す医療費が安いからです。若い医師の過労死などの問題もあります。…」
 ちゃんと今の医療制度を批判してくれましたね。国民一人一人が医療に金を出せという話になると思っていたけど、政策に対して異議を唱えたことは意外だったし、本当に賞賛に値します。ただ、出演者の一人が、この医者に向かって「立ち上がってください」と言っていたことについては少し他人事にも聞こえるかな。医者だけじゃどうにもならないから。患者やこれから患者になるかも知れない人たちも、誰がこの医療体制を作って、財源に言い訳し続けているのかを知る努力が必要です。大阪で、自民・公明の府知事が当選したけど、あれじゃ願いなんか叶うはずがないでしょう。
 間を飛ばすと、国民の無知が、医療を貧弱にしているということ。国民の無責任が医療を衰退させているということ。端から見れば、自民・公明に投票した人は、今の日本のおかしいところを変える気がない、と思われてもしかたないのですけど。彼ら諸政党が作った改正公職選挙法のせいで、政策や候補者の名前が有権者に行き渡りづらいという現実はあるけども、知り得ないということではないはず。曲がりなりにも国民の投票で代表者が選ばれる社会なのですから、死にたくなければ知る努力をするしかないでしょう。
 それとも、人任せで、楽して、死んだ方がましですか?
 …今の自分に言っているようで痛いけどね。

天気:くもり(埼玉県所沢市・半径5m以内)

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