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Sleep on the Lake(赤城山大沼:群馬県)

2008年 2月 9日

※記録:2月11日

 朝目が覚めたら7時57分。(記録が2日後なのによく覚えていると思う)
 7時35分の電車で行こうとしていたので、大遅刻です。
 でも、良いのです。どうせ今日は、大雪で、登ることが出来ないのですから、目的地まで行けば。


 前橋駅に着いたのは、12時8分頃。八高線を使っていったのに、意外と早く着きました。そして、運賃もこちらの方が安いことに気がつきました。
 前橋は晴れています。でも、絹層雲がびっしりと空を覆っています。


 前橋駅から、バスを2本乗り継いで、赤城山の火口原湖(『大沼:おの』のこと)まで行きます。
 それにしても、前橋駅、バスの待ち時間に郵便局のATMからお金をおろしておこうと思ったら、ATMが銀行のしかなくて、手数料105円をとられました。…とられて当たり前と思うべきか、郵貯の利便性を強調すべきか迷っています。


 富士見温泉で、20分くらいの待ち時間がありました。前橋駅を13時20分に発車したのですが、50分足らずで、あっという間に高層雲が空を覆い尽くしました。低気圧の動きがすさまじく速い。春近し。


 関越交通バスの中で眠っている間に、火口原湖の側まで来ました。降りたら、もう雪が降り始めていました。山の天気は、平野部よりも少し進行が早いそうです。


 これ、大沼、湖です。1600mを超える赤城山は、湖が凍っているのです。榛名山の時と同じ。


 気温は低い…はずなのですが、足が雪に沈むと、何故か、下層が溶けています。これがものすごくストレスなのですが、それは、後日目に見える形で。


 どれが黒檜山なのでしょうか。本当は、湖からきれいに見えます。


 赤城山キャンプ場。ホームページすら存在しないキャンプ場ですが、どうも、炊事場とトイレはあるようです。…が、もちろん、冬季は使用できません


 湖が凍っているので、湖の上にテントを張ったら朝が楽しいだろうと、半ば張り終えた頃、湖の上に、バイクが現れました。
 …で、このバイク、鬱陶しいことに、湖に立っている棒の周りを8の字ダンス。僕がここにテントを張るのを諦めて黒檜山の登山口あたりまでうろついた頃になってもまだやっていました。僕は、この8の字ダンスバイク隊から100mほど離れたところで、再度テントを張りました。雪が30cmほど積もっているので、持参のスコップでテントの広さ分掘りました。もちろん、さっきも同じことをやっていたのですがね。


 テントの中では最初の自炊です。750ml分の水道水は持っていましたが、あとは、現地調達です。雪があるので、それでいいのです。
 …が、せめてため置きが出来るように、ポリプロピレン製の袋型の水筒は持ってきておくべきでした。忘れただけですが。


 早速、このイカす袋を使いました。しかし、この炊飯、非常に危険です。それも後日判明します。


 テントの中にいると、雪粒がビチビチ当たる音がうるさい。でも、何故か眠くて、18時過ぎには眠ってしまいました。夜中、ずっと雪の当たる音が鳴っていましたが、それほど気にもせず。テントは着雪。翌朝を迎えます…。

天気:くもりのち雪、前橋では薄曇り(群馬県勢多郡富士見村・前橋市・埼玉県所沢市)

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