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癒しの電子オルゴール

2006年 2月 6日

 昨日の夜、友だちの掲示板を徘徊していたら、僕に対するお返事のログが入っていました。何ともいえませんが、とんでもないことを書かれてたので、23時51分という寝不足ラインぎりぎりになって意見を吐きだしていきました。10分で書こうと思っていましたが、つい時間がかかり、中途半端に推敲もせず、1時を過ぎ…寝不足。しかも、そのログを発端に(むしろログ以外のことで)、いろいろ悩んでしまい、3時まで眠れず。いつも癒しの音楽を流してくれる、昔の携帯も役には立ちませんでした。そして1年ぶりくらいに、フルニトラゼパム製剤(ベンゾジアゼピン系睡眠導入剤・長時間型)の力を借りました。おかげで、朝は大変。

 そう言えば、この携帯を持ち始めた頃つきあい始めた彼女のことを思い出します。僕はよく彼女にしかられましたっけ…。あのころの僕は、全然対等に人と付き合うこともできない、自分の意見もはっきり言えない、感情も言葉に表せない、人に依存しきった人間でした。彼女の言葉や仕草一つ一つに敏感に反応し、彼女がいなくなれば死んでしまう勢いでした。そんな自分を隠すために彼女を傷つける発言もいっぱいしたなぁ。でも、自分がなぜそうなってるのかが解らないから、平謝りと同じ過ちの繰り返し。
 …携帯の『ノクターン』を聞いていると、あの長野県の伊那谷にあるアパートでいつも寂しさから逃げようとしていた自分を思い出します。あの夏は暑かった。実験も手に付かなかったなぁ。携帯からメールが来ないと不安で、幻聴まで聞こえて…。それでも彼女は辛抱強かったなぁ。あのときの僕がそれでも持っていた力ってなんだったんだろう…。

あのときの君へ

 きみはずっと僕に言ってたっけ。「ふうちゃんは自分のことが解ってないよ。」って。それと、僕に感性というものが足りないとも。そうだったね。きみの言うとおりだった。今、自分のことがほんの少し解るようになって、人のことが0から0.001くらい解るようになって、きみに苦労、いや心配させていた頃の自分がどれだけ苦しかったか、きみにもどれだけ辛い思いをさせていたかが解るようになったよ。励ましてほしいときや慰めてほしいときに、思いもつかないきつい言葉に、傷ついたことだっていっぱいあったけど、きみが僕の根っこにある苦しみを見抜いて、僕に考えるきっかけを与えてくれなかったら、今も僕は「隠れた鬱病」の中でずっと苦しんでたし、今僕を周りで支えてくれている仲間たちにも本当の意味では会えなかったよ。
 別れてからしばらく、いや、一年以上気が付きもしなかったけど、感情(感性)の大事さを必至で僕に教えてくれていたのは、本当はきみだったんだね。ありがとう。
 こんなところに書いても伝わらないのは解っていても、どうしてか、書かずにはおれなくなりました。

 音楽って、情景を思い出させます。あのフローリングのアパートの床においた、古ぼけたクッションに寝転がりながら、彼女と電話してたっけ。依存に苦しんだ過去です。でも、僕にとって大事な過去でもあります。
 ふぅ、携帯一つで思い出すなぁ。


 そういえば、今日、ご飯を炊くの忘れてて、白飯を買ってしまいました。ふと気づいた、「南アルプスを源流とする伏流水」の文言。伏流水に対する形容詞がやたらと長いなぁ。

伏流水

 河川水が地下に浸透して地下水となり、河川敷または旧河床の下などを流れているもの

(英)underflow water

― 講談社 日本語大辞典 より

 で、いったいどこで採水したんでしょう。南アルプスって、南北に100kmくらいあるのに…。しかも、「源流とする伏流水」ですから…。要するに、どこかその辺の水ってことなのかなぁ。まぁいいか。ちょっと気になるけど…。

 あぁ、今日はもう眠い。さっさと寝よう。おやすみなさい!

※参考文献 『男はプライドの生きものだから』 テレンス・リアル著 吉田まりえ訳 講談社
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