戦地移動(斜里岳登山林道:北海道網走支庁)
4時52分とかに北海道の朝に叩き起こされたような記憶がありますが、それはさておき…。昨日の夜、一時的に雨が降っていたようですが、今朝は上がっていました。
さて、ふうたろう旅日記@北の国後半戦開始です。まずは、ホテルムサシで、うまい朝食をば。
バイキングの割にそれほど多い品数とは思えないけど、味自体はとてもいい。これが地場産の、国産のものにこだわった食材であれば、このホテルムサシの株は赤丸急上昇ですな。
ふうたろうが選んだものはとてもチンケなものですが、まあいいでしょう。たくさん食べて、後半戦・斜里岳に臨むのです。
ホテルムサシ・シングルルーム(4200円・朝食付き)の内装。お世話になったなり。
帯広駅北口を出て右にあるホテルムサシ。とりあえず、快適でした。
今日は鈍行だけで知床方面、清里町まで行きます。今朝ホテルから(携帯で)連絡を取って、「(斜里岳の)清岳荘まで行けますよ」というタクシー屋の受付から聞いたので、勇んで出かけました。
場所は飛んで釧路へ。57分という長い待ち時間があるので、食料の買い足しとある薬を探しに猛ダッシュ。
小商店の店員さんに教えてもらって、ツルハドラッグというところに行き着きました。和尚市場の近くです。
去年も書いたけど、「和尚」は「わしょう」であり「おしょう」ではありません。でも、パソコンで変換するときは「おしょう」と打たなければ出てきません。
ここで探していたのは、痔の薬です。何で釧路まで来て痔の薬を探さんといかんのか。
ナニワの商人生まれと思えるような和尚市場の人からやたらと声をかけられまくるので、とりあえず、昼飯も食わないと持たないので、「勝手丼」をば。950円と、寄せ集めなので高いんですよね。
しかし何より、和尚市場に入って最初に探したのは、トイレでした。なぜかはご想像にお任せ。
清里町駅に向かうJR釧網線。
痔の薬の説明書を片手に釧路湿原を眺めています。空が青いなあ。
いや、これを撮りたかったんですよ。
改札を通るよりも駅から飛び降りた方が近い民宿とかあったりするもんで。田舎駅ってのは、本当にミステリー。ふうたろうはこういうものこそ、本物の名産品だと思っています。
でも、あとで確認すると、どの駅でもこの看板はあって、実は本数が少ないために油断する人が多いのでしょうね。
一日千秋で待ちわびた清里町駅に到着。今日は清岳荘まで行くぞ!
清里町駅に着いたのは16時13分。東京や埼玉なら夕方ですよね。
タクシーの運ちゃんがやたらと今時季の斜里岳の恐ろしさを誇張していましたが、ある意味合点がいきました。
なんと、8km手前でゲートが閉ざされているではありませんかっ!!Σ(゚Д゚;)ガーン
清岳荘でテントでも張って(清岳荘が閉まっているだろうことは解っていたので)悠々自適な斜里岳一日目を過ごす予定だったのに。
でも、この林道はきれいです。ふうたろう一人、違う意味で悠々自適に、アーベンロートの斜里岳と樹林帯を眺めながら歩くのです。
ことさら強調されるこの矢印が目に付きます。作業用林道がもの凄く多いので、迷いやすいのでしょうね。なかったら、清岳荘に行き着けるのは受精できる精子の割合並みですよ。
今日は空が澄んでいるので、夕焼けもきれいです。清岳荘で見たかったなあ。
斜里岳のアーベンロート。冬の伯耆大山のモルゲンロートには敵いませんなあ。
夕焼けがきれいだぜ。樹林の影がたまらないぜ。う~ん!闊歩闊歩!!
荷物は重いけど(濡れた登山靴と3リットル弱の水が入っているので30kgくらいにはなっているだろう)
(・_・;)エッ…
あと50mくらいのところで雪がたんまり積もっているんですけど。でもそれは許すとして、ふうたろう、普段靴で歩いているんですけど。
でも、雪は沈まないし、すぐに終わったから、まあ、大丈夫でした。そもそも、林道そのものが雪に覆われていたのを除雪してくれていたこと自体、感謝ですから。(^^)
さて、清岳荘に到着です。当たり前ですが、固くシャッターが閉ざされています。
清岳荘の裏から月が昇ってきました。長い、でもやっぱり短い一日が、こうしてまた、終わりました。
お休みなさい。
明日は斜里岳がんばります。
でも、どうしても1日予定が余るんですが、どうしよう。
天気:快晴(北海道十勝支庁帯広市・釧路支庁釧路市・網走支庁斜里郡清里町)
覚え書き:釧路市民による援助多数(パスタとか痔とか)