Home > 未分類 > 懐かしい便り

懐かしい便り

2005年 11月 14日

 今日の職場は一日忙しく、届いた依頼品の箱が床に散らばり、まるで引っ越し前夜のようでした。朝でしたけどね。今日はその依頼品の処理に追われました。

 仕事が終わって帰ってくると、長く連絡が途絶えていた友から葉書が。無事に前向きにがんばろうとしているとのことで、安心しました。

 もう一人、大学院時代の友からメール。忘年会の連絡でした。

 ところで、さっきからニュースを見てると、日本の財政再建の話がだいぶ熱くなっているみたいです。今見ているのは、ニュース23。どうも、安倍晋三らの歳出削減(公務員削減・医療費負担の拡大など)か、谷垣らの税収増加(消費税増税・定率減税全廃など)か、の構図が作られているみたいですね。ここには、儲けをあげている企業の法人税も、地元の人の反対が大きい米軍基地の、思いやり予算も、どうやって採算をとるのかわからない取手駅西口のビル開発も(ローカルすぎるけど)、見直しの対象に入っていないことがまたミソです。増税に反対する人には、郵便局員などの公務員をスケープゴートにし、福祉後退や700兆円もの借金に悩む人には、増税を受け入れさせてます。ほら、ニュースなんかで「増税もしょうがないんじゃないですかね〜」なんてインタビューを受ける人いるでしょ、ああいう人を作るんですねぇ。こうして、どちらに転んでも国民負担 ―少なくとも私は負担です― で、一部の余裕綽々(しゃくしゃく)な企業が得をする、素晴らしい策略です。税収も福祉も守れる案というのは最初から考えたこともなし。マスメディアとは恐ろしいものです。私にはこんなところで蚊のような鳴き声をあげるしかありませんね。

 でも、確実に増えている借金も、確実に悪くなる福祉も、一般市民にとっては最悪の結果でしかないです。みんなが事実を知ればの話ですが、みんなで反対すれば、頼りない蚊の鳴き声も大きな雷鳴になるかもしれません。

天気:曇(東京23区西部)

Comments are closed.