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みんながいるから

2010年 5月 23日

 昨日、有明山の日記をマッハで書いて、何とか24時に寝ました。しかし、今朝の起床は5時20分。おとといからのスケジュールの割には睡眠不足です。
 それでも、今日は茨城の自衛隊基地の近くにある田んぼで、恒例の田植え交流会があるので、ふうたろうは行かねばならんのです。


 土浦駅に着くと、Jたちは既に来てくれていました。とてもありがたい話です。そして、まだ渋滞の始まっていない国道6号線を走り、目的の田んぼへ。
 今日は絶望的なくらい雨の予報が出ていますが、まだこの辺りは雨らしい雨は降っていません。


 懐かしい人々としばしふざけ、田んぼに向かいます。お膳立てをしてくれている農家の方がいますが、代掻きがじゅうぶんでないので、少し手を加えているようです。


 ともあれ、こういう企画を立てるのは大変なこと。ましてや、もう、エキソサイトーシスしてしまったふうたろうみたいなのまで参加できるのですから、ありがたし。


 代掻きがされていないというのは、あのように水に浸かっていない部分が出てきたりするということなのか。あまり具合のよいことではないようです。


 もうみんな、田植え開始を待っています。


 ふうたろうも、慣れない手つきで苗の束を持ち、待っています。


 みんな、泥んこ遊び様田植えをやっています。時々泥の深いところがあって、雄叫びが聞こえます。ハイテンションのJが何かおもしろいことを喋り続けています。T姐がその横で笑い続けています。ふうたろうはハラが減ってきて喋れなくなっています。


 T姐、さすがに農家をやっていた経験があるので、上手いです。そもそも、ふうたろうは周りのみんなに追いつけないという話で、実をいうと、少し不安を隠しつつ植えていました。


 それにしても、田んぼの形がいびつなので、なかなかまっすぐに植えられません(ふうたろうの話、ですよ?)
 ところで、田植えの人数が減ったのですけど?みんなどこ行った?
 実は、ふうたろう以外にも埼玉からSくんが来ています。スキーに一緒に行ったSとは違います。何と、みんなに、彼が、「田植えは終わりました」と宣うたらしいです。
 いや待て、まだ半分残っとるぞ!(笑)
 というわけで、T姐、Rちゃん、J、Hさん、ふうたろう…だったかな、その取り残されたメンツで終わったことになった残りを攻略しました。


 さあ、終わった終わった。なんだかんだいって、全部植えましたよ。みんな泥だらけです。田植え交流会だから、お遊びです。泥だらけになった分、気分も良いものです。


 ふうたろうは、強烈にハラが減っているのです。朝5時半にメシを食って、それから9時過ぎにポテトチップを一袋食いましたが、全然エネルギー足りません。
 あのメンツで田植えをしている間、田んぼまで香ばしい匂いを漂わせながら料理をしてくれた人たちに感謝です。メシだメシだ!
 しかし、ハラの減る仕事をすると、本当にメシがうまい。明と暗、荒天と晴天、樹林と見晴らし、etc…ということですな。


 ヒューマンファーマーズのみんなが飯も食わしてもらえないまま演奏しているところで、みんなの会食が始まりました。気にせず食べるぞ。


 何とこの甘夏、皮を剥いて出してくれています。これは最高に贅沢な調理品です。皮剥くのが超めんどくて、美味いことは解っていても敬遠してしまう食い物のひとつです。剥いてくれた藤代のSさんの奥様、ありがとう。


 まだ食わしてもらえないヒューマンファーマーズのみなさま。


 しばらくして、雨が降り始めて地面も濡れてきました。テーブルからかなり食物が消えた頃になり、ヒューマンファーマーズのみなさんも食事にありつけるようになりました。お疲れさまでした。まだ後半の演奏があるので夜露死苦、ですがね。


 薄暗い曇り空を忘れさせるように明るいテントの下ですが、周りを見れば雨が本降りです。それでも、埼玉や東京、千葉では午前中から降っていたので、こちらは運が良かったのでしょう。
 …これから止むことのない雨が降り始めました。


 しかし、このありえない写真を撮ったのは誰かなあ。ふうたろうは撮らないですよ。ねえ、T姐さん?(悪笑)


 交流会が終わってから、ふうたろうはそのまま直帰?…いいえ、ありがたいことに、青年雇用大集会の時とは違って、二次会を付き合ってくれる人が居ます。しかしその約束をコロッと忘れていたT姐さんとかいたりしましたが、そういうのはいつものことだという話だそうです。
 Rちゃん運転する車に、T姐、Hさん、そしてふうたろうが乗っかって、水戸に向かいました。ふうたろうを迎えて二次会に付き合ってくれるRちゃんが、若干会議の予定があるのだそうで、その諸々の都合で。Hさんは恐らく帰ってしまうだろうから、車の中で話をするということで。
 3人とも、お互いアホなツッコミをできる仲ではありますが、真剣に話もできる仲でもあるのです。そういう人たちと話すと、まるで、緑に輝く苔生した広葉樹林と、青の散る空まばゆい岩場とを繰り返す稜線のように、清々しい気分になります。
 ふうたろうはね、嬉しいのです。こうして付き合ってくれる人の居ることが。「ねえ、今夜付き合って!」と言えないふうたろうですから、こういう機会はないです。3人で話をしたあと家に帰ったら1時前でした。それは大変体力的に疲れたものではありますが、何も話さずに帰ることを考えたら、疲れなんて些細な問題です。電車の中ではけっこうしんどい時間帯もありましたが(体調的に)、山の後に味わう筋肉痛のようなものです。
 …こういう関係を、雨の冷たさもものともしない「温かい関係」を、埼玉でも作りたかったのですが、できませんでした。無念です。
 ともあれ、夜まで付き合ってくれて、ありがとう。今日一緒に田植えをしたみんな、ありがとう。


天気:くもりのち雨、やや強く降る(茨城県東茨城郡小川町・水戸市、移動中は含まない)

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