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通りすがりで失礼します

2015年 7月 31日

 今週もまた旅に出ます。
 ‥が、池袋東口を23時に出る富山路線の高速バスまで、まだたっぷり時間があります。それに、ここは国会議事堂前駅(丸ノ内線)。


 闇夜の中、Ingressでもやりに来たのか?
 いや、半分は合っていますが、違います。


 人の集団が居ます。‥レンズのプロテクタが異様に汚れているため、ぼやけています。クソ写真ごめんなさい。


 ふうたろうはこれを見に来ました。参加、と言わないのは、ここで「本気で(安保法制を)止める」と言っている人たちの行動に比べれば、どう考えてもアレなのでね‥


 こういう集会やデモを見て、過激派や異質な思想を持った人の集まりみたいに思う人がいるかもしれません。我が子のことを、参加者のことを顧みもしないと、ツイッターまで使ってデマを流す人間すら居ます。
 でも、実態はこれ。十分足りているかわからないけど、無料で飲料水を配っています。警察官もそれを止めないところを見ると、許可はおりているのでしょう。
 はっきり言いましょうね。ヘイトスピーチや暴力行為をやっている在特会、あるいは革マルや中核のような存在と一緒にすんな。


 ここにいる人たちは、「戦争は嫌だ」「平和がよい」「憲法や民主主義を壊す安倍・自民党許さない」という思いを直接ぶつけに来ています(そう感じますが違いますか?)。このデモを見て「こいつらは対案を出しているのか」的な批判をする人、挙句の果てに「共産党の一部」などと言い出すカルトまがいのものまでいますが、はっきり言いましょうね。
 シュプレヒコールに対案(「対案」は自分でググっといてください)を述べるとか、物理的にないから。だいたい、こんなに共産党員がいるはずねーだろ!( ゚д゚ )


 ふうたろうの場合、この参加者たちのような、ラップ調というか、独特のリズムだったりフレーズの発言だったりするものは苦手です。彼・彼女らの行為が嫌いという意味ではなく、自分の表現のスタイルではないというだけです。この行為はこれでいい。ふうたろうが30年以上生きてきて、ここ最近見るように老若男女幅の広い層が声を上げる事態には出会ったことがありません。質的にはあの反原発や秘密保護法の時の運動を既に上回っている気がします。


 道路をうめつくす集会であればいいのですが、生憎歩道しか使えません。だから、集会参加者も3~4箇所に分散しています。また、最寄り駅からこうして集まっている場所まで行き着くにも、遠回りを強いられます。あくまでも、「少数者」としか見られていないのは悔しいところではありますね。


 この人たちの前には鉄柵と警察官たちが並んでいます。ものすごい数です。
 でも、ここにいる警察官たちは少なくとも、粛々と(この言葉は菅義偉官房長官のせいでイメージ悪くなったけど)業務をこなしているだけ。それでも、無駄に遠回りさせられたりすると、頭にきますけどね‥


 ふうたろうは、ここで仮に安保法制が可決されても、まだ嘆くことはないと思っています。既にこれだけの規模の運動が起こっていること、創価学会や維新、かつての保守などにまで理解と共同の輪が広がっていることに、期待するほうが先だと思います。
 ‥というわけで、22時前後になったので、池袋に戻りましょうか。


天気:くもり時々晴れ(東京都板橋区・千代田区・豊島区)

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