いつもの通勤、いつもの東京、いつもの日本
2007年3月16日
今日は、帰宅時のことを書こうと思います。写真は実は昨日撮ったものですが、チョー忙しそうに、店員さんが走り回っているパン屋さん。マイクで喋りながら雑用をこなす姿には驚き!
山手線。知的障害を抱えたと思われる30歳前後の男性がいました。隣のおばちゃんらに何かをしきりに話しかけています。おばちゃんらは困り果てたように避けていました。西日暮里駅で降りた彼は、喫煙所近くで別の女性に話しかけていたようですが、今度もまた無視されていました。そして後ろを振り向けば、さっきまで彼が座っていた席から雑誌がこぼれ落ちました。隣にいた女性がその席の上に置いて、終了。
…何なんだろう、この異様な空気は。いや、異様というか、これが普通すぎていて異常に感じる。みんな、どんな気持ちで彼を見ていたんだろう。
しかしかくいう僕は、彼女らの立場であればどうしていただろう。どう対応したらいいか解らず、オタオタしていただけだったかもしれない。
思い返せば、「障害」者たちと関わる機会が20年以上生きてきてどのくらいあっただろう。その関わりを教育される機会がどのくらいあっただろう。そういえば、今朝の新聞に、荒れた子どものことを、「認めることが大事」という記事があったことを思い出しました。「認める…?どうやって??」
しかし、僕にはそうして「認め」なければならない人は多いはずだ。それとも、これは単なる考えすぎかい?
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