頭仕事
今日はほぼ午前中に農薬抽出作業が終わりました。しかし、明日は一応トランス脂肪酸についての発表があります。…とはいえ、一般企業のような背広+パワーポイントっていう雰囲気でもないので、ある程度気楽に。
それでも、適当なことは言えないし、時間を使うので、下調べ。
…月曜日、欠勤したときにある程度調べたんですね。だから、最初眠たいの我慢してやっていたら、レジュメは完了。分析方法もゲットしたし、あとは、僕なりの、「トランス脂肪酸」に対するこだわり(考察)でも加えたらOK。そう、「トランス脂肪酸を十把一絡げに扱っていいのか」ってこと。
トランス脂肪酸は、通常あるべき姿のシス脂肪酸が、熱や触媒によってトランス化したものです(例外あり)。シスとは、大雑把にいって、「く」の字型に曲がっている状態。トランスとはまっすぐ伸びた状態。あくまでもこれは脂肪酸についての話なので、塩化ビニリデン(サ○ンラップの原料)のような小さい分子のときには別の説明が必要でしょう。
ま、とにかく、そのトランス脂肪酸がヒトの身体の中にはいると、悪玉コレステロールが増える(「悪玉」が何をもって「悪」なのかは知らない)といわれ、実験でも疫学調査でも、動脈硬化や炎症反応、痴呆などが叫ばれているようです。
トランス脂肪酸は、一般の食卓に上がるものではマーガリンに特に多く含まれるそうです。そのデータが、「食の安全協会」のホームページにでています。
食の安全協会ホームページ
また、食用油でも検出されているようです。これは、油の抽出方法によってちがう…?例えば、有機溶媒で抽出して、有機溶媒を蒸発させる(加熱する)方法と、圧搾法では加熱の有無という、大きな違いがあるから…。
…てな感じで、色々調べていました。ノルマに追われなければ、調査は認識を高めるいい機会です。
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