希望の光(宮之浦岳:鹿児島県)
2007年8月14日
※記録:8月17日
昨日の夕方は一度は晴れたものの、夜中はザンザン雨が降っていました。もはやここまでか。
夜明け前の新高塚小屋は、目を開けても真っ暗で、あたかも失明したかと錯覚するかのようでした。そんな中、一人が出発の行動をとり始めると、一気に小屋はざわめき始めます。
昨日の夜、神奈川県から初めて山に登りに来たという若い兄ちゃんがもりもり飯を食っていました。僕は昨日さんざん炊いた白飯が残りまくっています。
僕はふりかけご飯を食べて速攻で出発しました。6時7分頃です。空はなんとあろうことか、すばらしい晴れ方をしています。高層にある雲がたなびいて、青い空をより青くしています。
少し残るガスが、チンダル現象で輝いています。
必ずしも、荒天が悪なわけではない。
とはいえ、山の上で天気が良いことに気分が晴れやかなのは、紛れもない事実です。存分に楽しんでいます。どこの山脈かは、ちょっと不明。