命を刈り取る?
2009年12月22日
鹿児島の阿久根市の市長が、「命を刈り取る」みたいなブログを書いたというので、ちょっと職場で話をしていた。障害者に充てた発言らしいけども。
障害者を生かすことは金がかかるからイヤなのか、障害者が生きていることがイヤなのか、真意は知らないけど、他人が勝手に「刈り取る」ようなものではないだろう、命は。という話になった。
昔、ふうたろうも、障害者は生かすべきではない、などと、思っていたことがある。でも、よく考えてみれば、こちらが生かすとか生かさないとか、どこまで上から目線なんだろう、と。生きるか生きないかを決める権利が本人たちにあるだけであって、社会はその決定に対して最善を尽くすことだけができることなんだろうなと。
最初の話に戻れば、どんな理由を付けても、あの市長に、「命を刈り取る」権利なんてないんだよ。そういう発言をする権利もない。この辺はただの想像だけど、単純な支配欲で動いてんのかな、としか思わない。
とはいえ、ふうたろうも、知的障害を持った人とか、目の前にするとただただ立ちつくすしかないし、人格障害を持った人を前に平然としていられるほど懐も大きくないし、本当のところ、どう見ればいいのか判らないけど。
天気:晴れ(東京都板橋区・埼玉県所沢市)
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