厳しい検査です
今日は丸一日かけて大腸内視鏡検査。待ち時間を稼ぐため、謀ったように寝坊し、1時間遅れの10時に到着。策略成功です。…と喜んでいたのも束の間。マグコロールという、クエン酸マグネシウムを主成分とする下剤1.8リットルを飲み干してから、約4時間、ただひたすら待ち続けました。僕以外にも検査を受けに来ていた方はたくさんいましたが、みんなも待ちくたびれていました。
15時半、予定より30分早く検査に入れました。そして、内視鏡を突っ込まれている時間はほんの10分ほどです。しかし、患者さんの中には、腸が長かったり、ポリープがあって切除したりして、30分ほど時間のかかる人もいます。
検査室の雰囲気は、検査台があり、横にモニターが直結した大腸カメラがあります。大腸カメラ自体は太さ1センチほど、長さが大人の背丈ほどです。天井からは、酸素、一酸化窒素(狭心症用?)、圧縮空気などの供給管があり、検査台まで伸びています。検査直前に、ブスコパン(成分:臭化ブチルスコポラミン)という薬を肩に注射されます。これがまた痛いです。そして、数分もしないうちに、口が渇きます(唾液が無くなります)。これで腸の動きを止め、検査しやすくするのです。肛門にキシロカインというゼリーが塗られ、カメラの滑りをよくします。検査中の痛みは、おなかが張った痛みを強烈にしたものだといいましょうか。肛門から腹の中を突き上げるような痛み。これはカメラが大腸を突く痛みというよりはむしろ、圧縮空気を腸に入れられることによる痛みだと思います。なお、痛みは、患者の体調や内視鏡技師の腕によります。内視鏡技師によっては、殆ど痛みを伴わず終わることがあります。京都の上京病院、大阪の船員病院、東京の代々木病院、ここでは特に痛みが少ない検査を受けることができました。一旦奥まで(挿入できる人のみ)入れてから、戻ってくるときに写真撮影をしていきます。このとき、大腸の粘膜の一部を「生検」と言って採ることがあります。組織検査をするために。これ自体は、血は出ますが、まったく痛みはありません。検査が終わると、注入された空気でおなかの張りが半日くらい続きます。おならの連続で解消されます。なお、ブスコパンで腸の動きが止まっているので、検査終了1?2時間はものを食べない方がいいようです。
それにしても、今日はいろいろ不手際を感じました。
- 特定疾患の受給者証を確認していない
- 数時間の待ちをフォローする待合室もない
- ”1”のせいで、精算がスムーズに行かず、それだけで1時間以上待たされた
やっぱり健康一番です。下の写真は下剤飲んでるときに撮りました。何だかわかりますか。
天気:曇一時雨(千葉県流山市)
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