雪の中であたたかい雰囲気
日曜日の朝はグンと冷え込みました。昨晩まで降っていた雪は、ほとんどそのまま残っており、車や人の足で固められたところは、完全なアイスバーン。久しぶりに信州にいた頃を思い出しました。
ベランダから外を眺めてみると、その澄んだ空気は、2005年11月30日に、勝るとも劣らず。スーパーの向こうに見える林に積もった雪がきれいに枝の形をしています。あまりにもきれいなので、はしゃいで外に出ると、雪は乾燥してさらさら。公園で人も踏み入っていないところは朝日に照らされて結晶がきらめいています。ブランコの柵が長い影を雪に投影しています。
今日は、戸頭公園で芋煮会と称した交流会。主催に関わっている僕は、早めの現地入り。戸頭公園は、駅周辺よりも多く雪が積もっており、先着隊が雪かきを始めていました。
開始は10時より。ぞろぞろ、12時頃まで人は増え続け、最終的に20人。野菜を黙々と切り続ける人、豚汁の味付けに余念のない人、手慣れた手つきでかまどの火をつける傍らいつまでも煙しか立たない人、ただ出来上がった豚汁とバーベキューを食べに来る人…。いかにも個性の多様性を象徴する場面です。
しかし、誰一人として俯いている人はおらず、何らかの形でこの場の雰囲気を作ります。そういう意味でこの会に参加できていないは一人もおらず、存分持ち味を発揮していただきました。
他にも、どう考えても遊んでいるようにしか見えないが、雪玉を投げて木の雪を払っている人や、物静かに豚汁をすすりながらも最後の余興でギターを披露してくれた人、取手市に何十年も住んで野鳥や植物などの自然を知り尽くしている人、雪に埋もれた水場を見てはしゃぎながら雪かきをする人。
…なぜかそんな何気ない一人一人の行動が、何かとても美しいもののように感じます。みんなで作り上げたこの芋煮会。その作業過程こそが、この美を実現したのかもしれません。
そういえば、クイズを作ったのでした。名付けて、『みんな玉砕?!ウ○トラクイズ』。余興でしたが、賞品で釣って、全員参加させました。最高得点は79点。なかなか凄いものです。さすが、専従や議員経験者。でも、青年の中にも高得点者がいました。74点。最優秀賞は、その彼に決定しました。最優秀賞賞品は、北茨城市のすずき産地ブランド『恋愛米』2kg。無農薬無化学肥料、れんげとあいがも除草で栽培した米です。玉砕賞はカカオ99%の超苦いチョコレートでした。みなさん、よく頑張りましたね。
実はこの後もボーリング(二次会)と会議と続きます。チョーハードでした。でも、芋煮会は大成功。やってよかったと思いました。
天気:晴れ時々曇り(茨城県取手市・牛久市)
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