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心の整理

2006年9月27日

 ここ二ヶ月ほど、いろんな事件が波状攻撃を仕掛けてきました。そのたびに、うつになる僕。弱い。
 もう克服できたと思っていたのに、自分の知識を鼻にかけるようなプライドにショックだった。何事にも中途半端な自分がショックだった。色んなことに気力が湧かない自分が腹立たしい。とにかく、欠陥だらけの我。いつか我に問うた、「何が君の幸せ」…まだ解らない。子どもの幸せなんか、願っているだけじゃ実現しない。僕の好きでずっと学んできた化学も、本来は学問であり、文化であり、技術(手段)です。でも、自己満足だということにうすうす感づいてきた。「幸せ」の形にしたければ、人とのかかわりが必要。解っていても、そのかかわりを作れないのが僕の弱点。どこでその力を落としてきたんだろうか、どこに置き去りにしてきたんだろうか。
 でも、うわべだけのかかわりならいらない。それに「幸せ」を形にする展望は見いだせないから。妥協、迎合、僕には縁遠い関係です。いやだ。少しですが、全力で心をぶつけたときに還ってくる相手の心の熱さを知っています。それとも、そんなものを求めるから「かかわりが作れない?」でも、それならいらないなぁ。…これだけは譲れない。
 ある人は「カタい」というでしょうね。ならば、僕はその人に言い返します。「あなたもカタいよ」と。そういう人は僕に自分の考えを押しつけてくるんです。自分の考えが正しいと思って。自分で自分の「カタさ」を知らないで。
 正直、生きづらい。何度も、悪い奴になりたい、コンピュータになりたい、なんて思ったことがあります。でも、そんなのは幻想でしかないのです。「耳をふさいでも聞こえる声」が、「心を閉ざしても溢れる愛」が(『折り鶴』より)、心を独善と傲慢に支配されているとき、僕を身悶えさせます。この繰り返し。
 しかし、その度に色んなことに感性がとぎすまされて、楽しいことが多いのも確か。苦しいことをたくさん感じる気持ちは、楽しいことも感じられる感性を意味するのだと、信じたい。
 今日もカメラを持って行くのを忘れました。顎にマジックインキが写ったり、電車が急停車したり、実験で籾殻を剥いたりしたんですが、撮れませんでした。明日はちゃんと持って行こう。

天気:くもり時々雨、雷を伴って強く降る。夜は晴れ(茨城県取手市・東京都板橋区)

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