Archive

Archive for 2006年3月

キンタマの花粉

2006年3月11日

 今日は好天。洗濯物を干すのも最高です。
 しかし、いよいよ春ということで、ついに「移動式顕微鏡」を始動させることになりました。午後、夜の会議の飯準備をある程度終わらせてから、外へ。
 今日辺りから、一斉に春の花が咲き始めました。オオイヌノフグリ、ナズナ、ハコベ、ホトケノザ、イモカタバミなど。ついでに、観賞用の水仙も満開です。

 下はオオイヌノフグリ。犬のキンタマですか。残酷な名前ですね。花粉の写真は450倍です。


 次はハコベです。春の七草。花粉は150倍ですが、ちょっと不明瞭です。特徴としては、表面が幾何学的にでこぼこしていて、泡がくっつきあったような形です。


 次はホトケノザです。これも春の七草。花粉は150倍ですが、不明瞭です。オレンジ色が特徴的な花粉です。


 次は水仙です。種類は解りません。花粉は150倍です。白と黄色の二種類があるようにも見えますが、光の加減でしょうか。


 イモカタバミの花ですが、花粉はあまりにも不明瞭なので、載せないことにしました。花自体はとてもきれいです。

 初めて移動式顕微鏡を使って解ったことは、光学顕微鏡のコントラストが凄く悪く、その改善を研究しないと使えないということです。また、カメラがタコなので、勝手に明度を上げてくれたりして、よけいコントラストが悪くなる性質があります。覆いをかぶせるとか、曇りの日にやるとか、携帯式の蛍光灯を使うとか、検討の余地あり。


 今日、行きつけのリサイクルショップで職員の女性の方に美味そうなチョコレートを戴きました。今日の会議で、みんなで食べよう。
 リサイクルショップといえば、PSEマークのない家電製品は売れなくなってしまうという事態になっています。僕の行きつけのは、取手駅前のリサイクルショップですが、そこの経理さん。
「年金暮らしの人なんか、使ってるから、実際大変なんだよ。」
「(消費者側は、法律で)売れないから、(リサイクルショップに)買ってもらえない」
「不法投棄も増えるだろうね。」  加えて、その職員の女性の方も、
「戸頭の方のリサイクルショップ、やめるらしいですよ。」
 …冗談じゃない!僕の家もリサイクルショップの商品に助けられています。政府の怠慢で、周知徹底をやらないで、リサイクル業者が損害を被り、廃業に追い込まれる。ひいては経理さんのお話のように、消費者も打撃を受ける。もし、この駅前のリサイクルショップもなくなったら…!
 この事件は「電気用品安全法」という、2001年に制定され、今年4月に完全施行される法律によるものです。「『民間業者の自主的な活動を促進する』(第1条)」ことが謳われ、国による安全性のチェックを緩和したそうです。メーカーが(あるいは検査機関が)つけたPSEマークがないと売れないことになっているので、中古販売業者(リサイクルショップなど)は販売が出来なくなります。

参考…『しんぶん赤旗』2006年2月17日付

 これって、メーカーにとっては凄く都合が良くて、リサイクルショップやそれを使う庶民にとっては凄く都合の悪いことなんじゃないでしょうか。…これも、小泉構造改革の成果ですか。だとしたら、大した成果です。

天気:快晴(茨城県取手市)

未分類

春眠暁を覚えず

2006年3月10日

 日暮里のそば屋はもはや常食。今朝もそうなりました。どうしても、朝食を作る暇が作れません。しかし、今日はそば屋のおばちゃんがワカメと間違って卵を入れてくれたので、いつもより、少し贅沢が出来ました。きつね・ワカメ・月見そば。
 職場近くでは梅が満開。まさに暖かな春の気配を予想して。

 今日はルーチンワークもありましたが、昨日水に浸しておいた大豆を味噌種に換えなければならないという大仕事があります。この味噌は、職員の食育と健康維持に重要です。何度も圧力鍋をふきこぼしながら、2kgの大豆を煮て、この前と同様、味噌玉にして10リットルのポリバケツ一杯に作りました。

 煮る前の大豆。大豆には界面活性剤(洗剤)と同じ働きをする成分が含まれているので、沸騰中に泡が立ちまくります。そのため、圧力鍋には、豆類の場合は3分の1以上入れないよう注意書きがあります。また、豆の皮が蒸気口をふさぐ可能性があるようです。
 もう一つ、1月18日に病に倒れた友への「お見舞い品」が職場に届きました。大きな箱3つ。病人がそんなに食うのかという話ですが、たぶん、それ以外の目的もあるのでしょう。
 その中に、凄くおもしろい物が。いろんな種類の柑橘類が混ざっているのですが、一つだけ、やたらとでかいのです。

 物差しで比較した物があります。直径16センチほど。普通のみかんが5センチほどですから、ビッグです。

 ちょっと遊びで、かぼちゃとかに積んで、鏡餅風にしてみました。


 今日も『平和の鉱脈と日本共産党』を読みました。もう少しで終わるのですが、なかなか。やっぱり、筆者の特徴がでています。今日も少し引用。

 人から信頼されるには、政党ならば政策が一番基本になりますが、個性的で魅力的な人柄だとか、実行力だとか様々なことがあるでしょう。しかし、基本中の基本は、東北の4首長(秋田県湯沢市・福島県霊山町・福島県国見町・岩手県陸前高田市――日記の著者註)のように、「話を聞いてくれる人」「親身になって気持ちに寄り添ってくれる人」「悩みや困り事に心を砕いて解決にあたってくれる人」であることです。
 いくら良いことを言っていても、「人の言うことを聞かず自分が言いたいことだけを言う人」「早口でしゃべりまくる人」「決まり切ったことしか言わない人」では、信頼されないのです。
 なぜなら、相手には相手の事情があって千差万別なのに、そのことを知ろうとしないで、話し手の枠でしか物事を見ていないからです。これでは、聞く人にとっては絵空事でしかないし、「私のことを考えてくれない人」であることを見抜きます。人の話を良く聞いて、しかも、それに適切に応えること、すぐ答えられないときは、調べるとか、他の党員、党機関に相談するとかして正確に、丁寧に答えること、聞きっぱなしにしないこと、間違っていればすぐ改めることなどが大切です。

『平和の鉱脈と日本共産党』松本善明 著 新日本出版社(p.247-248)より

 十人十色。これを見て人はそれぞれいろんなことを思うでしょうが、僕には、日本共産党の活動家として、というより、大人の人間としての教育者みたいに見えます。僕の中の大人の理想像であり、そうなりたいと思うものでもあります。念のため、著者が共産党員かどうかというのは、必ずしも関係ありません。

天気:曇り時々雨(東京都板橋区・茨城県取手市)

未分類

正直に生きようこの人生をさ…なんてね

2006年3月9日

 今朝も遅起きで、日暮里のそば屋さん。このごろ、日暮里のソバが一番美味いと思うようになってきました。ちょっと前まで取手や新松戸などの駅そばの方が味が濃いと思っていたのですが、今日食べていて、味を薄めにしてある日暮里のソバが食べやすいことが解りました。
 …といっても、所詮は立ち食いの駅そばなんですが。

 今日の労働は、いつもと全く違う作業でした。物の中に含まれている亜硫酸(SO3)イオンの量を測定する実験です。この前みたいに試薬を量り取って実験。今日のもまた、カラフルです。初めての実験で、試行錯誤し、楽しみました。…が、終わったら、ドバッと疲れ、いすの上でウトウト。3回ほど転がり落ちそうになりました。

 終業間近、我が職場名物の味噌造り。大豆を水に一昼夜浸します。この前、常総生協で買っておいた大豆です。また、樽(ポリバケツ)を空けるために、味噌をタッパに移していました。すると、その現場に、窒素ガスボンベを配達に来てくれるいつもの業者さんが。…その業者さんの兄ちゃんがどう思ったのか、想像できません。

 帰ってきたら、ガス代の請求が。先月よりも19立方メートルも使用量が減っていました(65から46へ)。あまりストーブの使用頻度を減らした実感もないのですが、体の感覚とは正直です。こんなことに感動してしまった僕。っていうか、先月までのガス代、高すぎ。


 書くまいと思っていましたが、帰りの電車で読んでいた本、感動したのでどうしても少し紹介。『平和の鉱脈と日本共産党』(松本善明 著 新日本出版社)という本です。
 なんぞや、何となく、こういう題名の本というのは、共産党の自慢で終わるのかなと、内心疑心暗鬼になりながら読むのですが、今回のは違いました。確かに、日本共産党のことを悪く書いていませんが、この著者である松本善明さん自身の体験と言葉で語っているということに、感銘を受けました。それもそのはず。著者は意識的にそうしているのです。社会党が「凋落」した時の国会のようす、国会での審議がずさんだったときと、共産党がそれをやめさせたときのようす、自民・民主の二大政党の風が吹き荒れる中で、それでも首長選挙で勝利できるときの選挙戦のようすなど。これらを著者自身の体験で書いています。そして、彼は何と言っているか。ちょっと長くなりますが、引用します。

 これは演説に限りませんが、自分の言葉で語る、自分で理解をして――その理解の程度にはあまりこだわらないで――自分の言葉で語るということが本当に大事です。理解の程度は、学習したり、人と話す中で深まっていくのですし、理解の度合い以上に「生きた言葉」「生きた話」になっていることが大切です。もし間違っていて、人から注意されれば直せばいいのですから。意識的に党の方針に反することを言おうとしない限り大丈夫です。
 中央委員会の決定や、「赤旗」の記事を丸暗記しているような感じで演説する人もいますが、それではダメです。人の心を動かしません。特に街頭では10分前後の話ですから話を絞って聞いてもらうことが必要です。すべてを話しきる必要はまったくありません。いくつかの話を準備しておいて臨機応変にやればいいのです。
 (中略)選挙というのは人の心を集めることです。人の心を動かすことです。ただ一生懸命にやるのではなくて、人の心を動かして、人の心を集めること。そう言う話や活動をすることが大事だと思います。

新日本出版社 『平和の鉱脈と日本共産党』松本善明 著(p.222-223)より

 著者の核心はここだと、僕は思っています。これほどの感性を持って活動している人がいるとは…、これほど嬉しいことはありません。
 もっとも、その思いが実行に伴わない、偽善的な議員が言ってくれた場合なら、僕は最大級の怒りをもって表現しますが。

天気:曇り(東京都板橋区・茨城県取手市)

未分類

取手のゆきやなぎ

2006年3月8日

 今朝、いつものように出勤のために外へ出ると、この前板橋区で咲いていたゆきやなぎが開花していました。向こうよりも少しだけ寒いのか、それとも、単なる個体差なのか。なんにしても、暖かかったから、咲いたんですね。

 それと、地面をまじまじ見ていると、青い花が。オオイヌノフグリです。まだつぼみですが、これから、咲き乱れるでしょう。いよいよ、移動式顕微鏡が活躍しそうです。

 それから、今度は職場近く。板橋区ではこんな花が。観賞用でしょうけど、なんの花か解りません。

 昨日の夜、「課外授業」が終わって帰ってきたのが1時でした。日記をぱっと書いて、寝たのが2時過ぎ。ちょっと眠い。けども、今日は食欲も充分あり。分析の待ち時間は凄く眠かったのですが、主任が出張で外で働いていながら(帰ってきた姿はとても疲れていましたが)、なんとか、仕事は出来た…と思います。少し自信がついて、仕事に対する見方も変わってきたのかな。

天気:晴れ(東京都板橋区・茨城県取手市)

未分類

春の芽

2006年3月7日

 外に出たら、今まで枯れた茶色一色だった地面によもぎの芽が生えていました。昔、長野にいた頃、当時の恋人と「よもぎ餅作ろう」なんていって、集めたことあったっけ。苦かったなぁ、あの時の餅は…。

 それにしても、この土地、草刈り隊が何度も入って何度も何度も芽を摘まれているのに、それでも何度も何度も生えてきます。その生命力に、健気さと同時に感謝の念すら感じます。

 今日の仕事はまあまあ忙しく、スピードに命を賭ける(?)僕にはやりがいたっぷりでした。最近は少し誰かの役に立てているのかなとも思えるようになってきて、見方が変わりました。そして、その過程には、そう思わせてくれた人はたくさんいます。ありがとう。まだ完全じゃないけど、働くことに少し春が来たような気がします。

 今日の帰り、山手線。内閣府の吊り広告がありました。

 内閣府といえば、政府です。違和感あり。「広がるNIPPON構造改革」って、政府の公報というより、小泉自民党の宣伝です。自民党として出すならまだしも、内閣府の名を語って(ということは、国民の税金で広告費を払って)やっていることに、怒りを感じます。政治の春はまだ来ないな。
 中身は、一部の薬が薬局だけではなく、コンビニで買えるようにしたということです。「安全上、特に問題がない消化薬や整腸剤など」370品目を規制緩和したそうです。内閣府が、薬に対して「特に安全性に問題がない」なんて言い放つとは。今の全ての薬局が、医薬品購入において精確な説明が出来ているかどうかは別として、バイト生が多いコンビニで、今まで医薬品として扱われてたものをちゃんと扱えるのか。それにしても、何をもって「安全性に問題がない」のか、解らん。今度、コンビニに医薬品(今は医薬部外品として扱われているようです)の視察にいってみよう。

 「放課後」は牛久で会議。この前のスキーの反省会です。が、実際は酒のない飲み会みたいでした。みんな時間を忘れて、23時半まで居残ってしゃべくっていました。
 嬉しいことがあります。僕に投げかけてくれた言葉。「1年前と、全然違う(よい意味で)」「前よりはるかに取っ付きやすくなった」「最初の頃は怖かった」など。職場での悩みや、僕自身自分の変化を感じたことなどを話して、そう言ってくれました。この変化は間違いなく、仲間の力です。そりゃあ、2月17日や3月5日みたいに落ち込むことはありますけど、落ち込んでいる期間が短くなりました。物心ついた頃から今まで20年以上も過ごしてきた冬の時代に、早春賦が流れ始めています。

天気:曇り時々晴れ(茨城県取手市・牛久市・東京都板橋区)

未分類

春一番

2006年3月6日

 今日、関東地方に春一番が吹いたそうです。去年より11日遅いそうな。
 春一番の定義は、地方によって違うようです。「こんにちは!気象庁です!」に依れば、関東地方では西南西から東南東の、8m/秒以上の強風で、気温が上がり、立春から春分まで(2月4日~3月20あるいは21日)だそうです。
 しかし、一日屋内でフラスコを触っていた僕は、その風を感じることもありませんでした。

 ちょっと職場の裏の畑に出てみました。二十日大根と小麦、玉葱などが細々と植わっていて、周りを雑草が覆っています。しかし、よく見ると、葉っぱはホトケノザです。もう少ししたら、ここもピンク色の花が咲き乱れるんですね。房総半島ではもう咲いているらしいホトケノザ。東京の少し内陸部は、まだ春が来ていません。

 そういえば、昨日、常総生協で不思議な柑橘類を買いました。レモンのような色をしていて、黒い斑点が(恐らく病気でしょうけど)ありました。名前は『はるか』というそうです。なんか、かわいらしい名前ですね。季節に似つかわしい感じがします。


 帰りの常磐線の中で、酔っぱらいっぽい人がずっとぶつぶつ言っていました。アルコール依存症か何かのようです。ちょっと隣の男性とトラブルになりかけましたが、連れの女性が押しとどめたようです。
 2005年5月7日。北海道の岩見沢駅での出来事を思い出します。酔っぱらいにからまれて、僕までいきり立ってしまったっけ…。あのころ、自分の心に余裕無かったからなぁ。警察の護送車に連れて行かれて、あの後どうなったんでしょう。第一、あのとき彼にいきり立って、何が解決したでしょう…。あのとき、何かよい解決策はあったでしょうか。今でも解りません。

天気:晴れのち曇り(東京都板橋区・茨城県取手市)

未分類

しおれたにんじん

2006年3月5日

 今日はまた我が家で会議をするというので、メシの準備。…と昨日の夜まではそういうことになっていました。しかし、僕が買い物に行っている間に(携帯を家に置いて充電している間に)飯キャンセルの連絡が。買い物にすでに行っているのに…しかも、生鮮食品です。生魚はさすがにやばいでしょ。
 とりあえず、調理はしてしまいました。今日の主丼(「メインディッシュ」と読む。)は、鰺(あじ)茶漬け。そこに、前作ったグリーンサラダとみそ汁が付きます。米は五分づき米。茶は無農薬麦を炒って作った麦茶。

鰺茶漬け

  • 刺身向けの生鰺(長崎県産:やや新鮮さを失っている)
  • (茨城県産:新鮮さを失っている)
  • 煎りゴマ(原産地表記なし:恐らく中国産)
  • しょう油(福島県産:煎った大豆を用いた特製しょう油)

 鰺は、頭と内臓を取り除き、3枚におろします。

※まな板以外に、もう一枚お皿があると、魚はさばきやすくなります。

 3枚におろしたら、順に、皮を剥ぎ、肋骨(魚でもこういうのかな?)を切り取り、フィレの中央に沿って入っている中骨を切り取ります。あとは、フィレの長軸(体長方向)と直角に、細切りします。
 葱をみじん切りにし、煎りゴマを擂(す)って入れます。
 しょう油を、具が浸かるくらいまで入れたら、1時間ほどでヅケになります。

 これを熱い御飯の上に載せ、沸騰したお湯をヅケを狙い打ちするようにかけます。こうしないと生煮えになります。生煮えでも食べられますが、魚の鮮度によっては臭みがでます。

 みそ汁とグリーンサラダは全て国産です。…が、グリーンサラダに使う人参。野菜が生鮮食品であることをつくづく感じさせることがありました。3本ほど残っていた1ヶ月ほど前の人参を前のように茹でましたら、皮が固く皺(しわ)になり、食べても甘くありません。今日生協で買ってきた分と比べると、舌触りも甘みも雲泥の差です。見かけはちっとも悪くなってないのに、味はこんなに変わってしまいました。やっぱり料理は、化学(生物学)ですねぇ。

左が今日買ってきた人参。右が1ヶ月ほど放置された人参。ゆであがり具合が全然違います。


 それにしても、今日のは2月17日のドタキャン事件を思い出させます。結構みんな、そうやって生きているんですね。良い悪いは別にして。
 でも、当日数時間前にキャンセルなんて、普通ならあり得ません。旅行会社なら、全額キャンセル料取られるし、食事の予約なら…どうでしょう。とはいえ、食べもしない食事代の請求をしても、解決するわけでもなし。この「ドタキャン」ムードを壊さない限り、どうにもなりません。どこか、なれ合いがあるんでしょうね。
 なれ合いって何でしょう。ある種の「依存」なのかなぁ。組織で、誰もそういう態度を正してくれません。だからいい加減になってしまうのでしょうか。やっぱり時には厳しい態度も必要なのですね。「(『こうあるべきだ』という)理念からはいると、大衆運動は転ける。」というのは、茨城県の活動家の言葉です。が、それでも、間違っていることを正そうとする努力は必要です。今の青年の一部(あるいは多数)が「なれ合い」の中で生きていても、それを正す努力はしないと、やっぱり「大衆運動は転け」ると思います。現に、僕は半ばやる気をなくしつつあります。
 なれ合った関係は、活動もなれ合いになり、みんなにとってもマイナス。この「悪魔のサイクル」からは一刻も早く抜け出したいものです。

天気:晴れ時々曇り(茨城県取手市)

未分類

思考停止

2006年3月4日

 今朝は病院。朝7時に目が覚めて、夜中つけっぱなしになっていたPSの『クロノクロス』をやっていました。ゲームは実は、なかなか効果のある睡眠導入剤です。「思考停止」出来る唯一の時と言ってもいいかもしれません。朝は朝で、眠らないように考えながらやればいいわけで、意外と目覚ましにも使えます。…つまり、ゲームそのものはそれほど楽しんでいないということです。
 今日はもう一つゲームがあります。昨日の夜、疲れのあまり衝動買いした「SIM CITY 4 DELUXE」。思考停止し、別のことを考えなくてもいいはずのゲームですが、このゲームは、実に忙しい。さすが、XPのハイスペックで動き回るだけあって、シミュレーションゲームはアクションゲームとなってしまいました。構造が複雑なので、考えないわけにもいきません。ま、飽きるまでやるしかない。

 でも、これは結局逃げなのです。ゲームを楽しむというより、実際はのめり込んでいる。「嗜癖(しへき)」ともいうものです。「修行が足りない。」と言われればそれまでですが、まさに「思考停止」している今、原因を突き止める力もあまり無かったりする…。

 そうそう、今朝は病院でした。精神科。早めに新松戸に行って、駅そばを食べました。恐らく化学の味。最初の頃、美味しいと思っていましたが、今日食べたら、くどいくどい!しかも、山菜そばでした。横浜港の風味がしました。青いバケツに入ったあれ。

撮影は2004年7月23日

天気:晴れ(茨城県取手市・千葉県松戸市)

未分類

男はかなしいひなまつり

2006年3月3日

 今日はひなまつり。何かいいことあればいいが…。
 そんなあまい期待はすぐに裏切られるのが、世の常かも知れません。
 朝、「思い立ったが吉日」のごとく、確定申告に行ってしまうことにしました。五分づき米と大粒納豆を消化器にねじ込んで、市役所へ。
 なんだか役場前で、背広着たおっさんたちが物々しい姿でレセプションみたいなことをやっています。何やってんやろな
 会場はがらがら…のように見えたのは、会場がだだっ広いから。1時間近く待ちました。

 その間に、書き込めるところ書き込んでおこう。

 …さっぱり解らん。しかも、千円のつかいみちって…。
 やっと回ってきた相談の順番。さて、晴れて終了…と思いきや!?
 「117000円の税金がでますね。」
 (・_・)
 …よく見ると、源泉徴収額(税金をいくら払ったか)のところが、真っ白。払ってきた税金が記入されてないので、追徴課税。ぎゃ?!!
 というわけで危うく2倍取られるところでした。源泉徴収票の再発行からやって出直してこいって感じ。とんだ無駄足。具合が悪くなりました。

 今日、夕方からいきなり冷え込んで、千葉や取手方面では雪がうっすら積もっていたようです。3月の雪か。今シーズン3度目です。

 スーパーマスダにおもしろいものが売っていました。『こどもののみもの』

原材料

糖類(果糖ブドウ糖液糖、砂糖)、ガラナエキス、香料、酸味料、カラメル色素、安定剤(アルギン酸エステル)、DHA(ドコサヘキサエン酸–筆者註)

 昔の子どもはこんなの飲んでたんかなぁ。現代の優れた印刷技術で、粗雑な感じのラベルはやっぱり作れません。なんだか、弁証法的?

天気:曇り時々晴れ・一時雪か雨(茨城県取手市・東京都板橋区)

未分類

都会の散歩

2006年3月2日

 今日もぎりぎり。でも、昨日も1時には寝ました。充分遅いけど。
 朝は日暮里駅のそば屋さん。取手や上野、我孫子、新松戸など、いろんな駅で食べましたが、日暮里が一番マシです。粉っぽさがない。

 でも、この材料、いったい何%が国産でしょうか。参考までに、横浜港からそばを荷揚げしてゆくトラックのナンバーは、長野県が一番多いようです。職場で打つそばは、茨城県産の黒っぽいそば粉を使いますので、超ウマいっす。

 今日の仕事は化学物質をたくさん使うものでした。試薬調製という作業です。

 たとえば、写真の化合物、硫酸アンモニウム鉄(+3)12水和物を9グラムとって、硫酸と一緒に100mlの水に溶かします。他、アンモニア水や塩酸、硝酸など、危険な試薬もたくさんあります。アンモニア水は、僕の昔の恋人の言っていた「田舎の香水」という言葉を思い出させます。肥だめから香ってくる、あの刺激のあるにおいです。

※:ギリシャ数字は化けるので使えません

 午後はジュース代(農民連の美味いストレートジュース)を払いに郵便局へ。そのついでにお散歩。もう梅が咲き誇っています。バラの芽も赤ちゃんの手のようで可愛い。やっぱりコンクリートに覆われていても、季節の移り変わりは感じずにいられません。

 今日の仕上げは歯医者さん。なんだか12月に行ったときほど歯科衛生士さんの対応は良くなかったような気がするけど、まぁいいか。12月22日の時の歯科衛生士さんは自信に満ちていましたからね。
 ちょっとシケてるけど、歯医者さんの商売道具を。

 そういえば、民主党の永田議員が何とかって騒いでます。ガセメールだかなんだか知らないけど、週刊誌やら自民党やらが鬼の首取ったように喧伝するのは、はた迷惑です。なぜ民主党の彼はそんなことをしてまでホリエモン追求をしなければならなかったのか。永田氏の自己責任や民主党のあら探ししかできないようでは、またこういう事件は起こるし、自民党のやってきたことは忘れ去られるかも知れません。こういうの、右往左往って言うんでしょうかね。

天気:曇り一時雨(東京都板橋区・千葉県松戸市・茨城県取手市)

未分類

さざなみ

2006年3月1日

 今日も眠い。でも、昨日の夜はいつもより2時間半も早く寝たので、ずっと楽でした。
 3月最初の今日は、霧雨の朝で始まりました。布団をあげる暇もなく、ほったらかしてバス停へ炎のダッシュ。いつも、「ヨンサマ巻」といわれている方法でマフラーを巻いているのですが(ヨン様に憧れているわけではありません!)、今朝はバスの中で慌てて巻きました。そしたら、手に持っていた新聞も下に落ちて、ぐっちょり。余裕を持って行動!

 帰りは、昼には止んでいた雨が強く降っていました。車のライトに照らされる雨の波紋がその強さを物語っていました。傘に当たる雨の音、水たまりに足をつけたときの感触…、悪くない。20時半頃のスーパーマスダ駐車場。水たまりに降り注ぐ雨の波紋の、看板の像を揺らすようすが、何となくきれいで写真撮ってみました。…目で見るほど、くっきりしてないなぁ。

 そういえば、池袋でウイルスソフトを買って帰りました。なんか、「防衛も自己責任かぁ…」って思いながら、特売のウイルスソフトを。6000円近くするのになぁ。ウイルスを使って、人に迷惑かけて、楽しんでいる(本当にその人が楽しいかどうかは知らないが)人がどこかにいる。何でそのためにこんな経済を圧迫するようなことを…。世界中で3億7千万も使われている(パッケージに記載)というこのソフト。6000×3億7千万=2兆2200億。…このお金を別のところに使えたらなぁ…。この金額、たぶん、日本の大学の学費が、私学も含めて、無料になるくらいだったと思います。

天気:雨時々曇り(茨城県取手市・東京23区)

未分類