※記録:9月11日
曇り空が続く毎日。時折雨が降ります。8日の夜から八ヶ岳に向かうのですが、現地到着22時半。不安が残ります。
今日の仕事は、本当は昨日の添加回収試験の検討でした。しかし、その検討に参加することが出来ず、かといって、次の添加回収試験を始めることも出来ず(検討が終わらないと次へ進めないからです)、時々器具を洗うなどくらいしかできませんでした。
というわけで、日中は眠く、とても落ち着かない一日でした。
18時過ぎ、いよいよ八ヶ岳に出発。職場の仲間と池袋駅で待ち合わせ、新宿19時8分発の中央線。小淵沢駅までの乗り換えは大月駅の一回。八ヶ岳へのアプローチは、東京からだと意外と近い。
22時26分に小淵沢駅に到着。…小雨が降っています。幸先が悪い。麓のグリーンロッジのキャンプ場はひどい濃霧と断続的な雨。気持ちが萎えます。しかも、このキャンプ場を利用していた人の一部が夜中2時くらいまで大声で騒いでいて、寝付けませんでした。翌朝、ひどい睡眠不足だったのは言うまでもありません。
8日については記録が11日なのであまり正確に思い出して書けません。9日以降の本番は写真を添えて11~12日にかけて改めて書こうと思います。
天気:くもり一時雨(茨城県取手市・東京都板橋区・山梨県北巨摩郡小淵沢町)
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今日の仕事。その前に、朝、腹が痛い。トイレに行って判ったことですが、昨日の昼に食べた激辛のシシトウがアタリました。まさかここまで強烈とは。
トイレに隠っていたせいで、職場には20分ほど遅刻。情けない。
まず、ちょっと今日は思うことがありました。電車の中で、取手駅から家に帰る道で、その他諸々いろんなところで、僕は人を選んでいるんだな、と。いや、選んでいるというか、拒否反応を示すのが早すぎる。もう少し余裕を持って、時間をおいてその人を見てみれば違う見方ができるって、頭では判る。その気力が湧きません。「どうせこいつは判らない」なんてどこかで思っている。でも、よく考えてみれば、そう思われた相手にはきっとそういう態度は伝わるんだろうな。社会の矛盾に怒りを感じたり、子どもたちの幸せを願っていたりする一方で、そういう態度。なんか矛盾しています。本当に怒っているのか、本当に願っているのか。
7年前に亡くなった叔父が、僕が中学か高校の頃に言っていたことを思い出します。
「人の間違いを許せる人間になれよ。」
今になって改めてずっしりと感じます。どうしてこんな一言を貫けないんだろう。博愛の精神とはこれをいうのか違うのか判りません。けども、そんな「理想」は実現の努力をしたい。どうしたらいい?
自分自身や人から、自分が愛されるようになることが大事だと誰かは言います。しかし、それがまた非常に難しい。いや、正確には、それを実感するのが難しい。自暴自棄、友だちにいつでも悩みを相談できない、完璧・能力主義…、自己肯定感が足りないね!人の幸せを願う前に自分の幸せを願えというのは、または本当の意味で「自己中心的」になることは、ある人の掲示板にもあった言葉ですが、改めてなるほどと思えます。
今日の仕事は昨日準備していた、抽出率を測定する試験です。「添加回収試験」と言います。まったく新しい方法で、作業も煩雑。非常に苦労しましたが、なんとか19時頃に終わりました。でも、まだこれからしばらくはこれを続けなくてはなりません。そのさなか、撮った、「ミニカラム」です。


左はC18という種類、右は名前が長いので書きませんが、炭素の粉とまた別の樹脂が入っています。
左の樹脂は本来白色ですが、試料の色が吸着されています。右の黒はもちろん、炭素の色です。
8日の夜から八ヶ岳に行きます。今度はひとり旅ではなく、職場の仲間と。どういう旅になるのか、そもそも、晴れてくれるのか、はてさて…。
天気:くもり一時雨、夜は時々晴れ(茨城県取手市・東京都板橋区・豊島区)
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今朝は家で食べる暇がありませんでした。31日にいったばかりなのに、またあるファストフード店へ行ってしまいました。正直ソバばかりでちょっと飽きた。
しかし、その店のビラ。恐らく全国でアルバイトをしている女学生たちを使ったものだと思われます。
- 彼氏も知らないスマイル持っている…
- …意外と頼られキャラ…
などと吹き出しで書いてあります。いつも見ていて思うのですが、ここのアルバイト料はひどく安い。昼食時には昔行っていたことがありますが、ピーピー鳴るアラームに店員は大わらわ。あれで時給が700円くらいとは、割に合わないと思いました。確かに、ここのハンバーガーは安い。けれども、この子たちのアルバイト料の安さが裏側にあるのかと思うと、ちょっと悲しい。多少高くても、原材料の向こう側、サービスの向こう側に、まっとうな対価がある方がいい。

そんな食べものの一方、沖縄産直のパイナップルが職場に行ったらありました。完熟の状態で直送されたものなのでしょう。全部が黄色。通常のスーパーなどで売っているものとは違います。これは帰ってからお隣さんなどに差し入れしました。
東京に着いたら雨でした。職場の窓も濡れています。向こうにかすむビル群…。都会の雨、久しぶりのまとまった雨。なんだか洗われるような、心地よさ。


今日の仕事は農薬の抽出率を測定するための準備(試薬づくり)でした。政府が発表した、残留農薬検査の「公定法」というのがあります。これが、最近変わったので、その新しい方法で抽出率を再調査しなくてはなりません。野菜に含まれている農薬は、実は含まれている100%すべてが抽出されるとは限りません。そのため、あまりに低い抽出率の農薬は抽出方法を変えなければなりません。例えば、水溶性の高い農薬はヘキサンには溶けないので、ヘキサンでの抽出率はとても低くなります。主任の話によると、抽出率75%がボーダーだそうですが…。
使う試薬は有機溶媒以外に、リン酸緩衝液というものがあります。pHの変化を小さくする役割があります。リン酸二水素カリウム30.2gとリン酸水素二カリウム52.7gを混ぜて水に溶かして一リットルにすると、pH7のリン酸緩衝液が出来ました。(厚生労働省のページに作り方が載っていました)

それに、大事なのは農薬の濃度が判っている溶液(標準品)です。これがまた高い。それにしても、農薬にも赤白黄色。透明なのはともかく、黄色はキナルホスかキノメチオネートという農薬、赤いのはクロフェンテジンという農薬です。色つきはおもしろい。
帰ってきてから前述のパイナップルをお裾分け。お隣さんはちょくちょく顔を合わせます。この前は桃やなし、ブドウをいただきました。今日は薩摩芋の天ぷら。愛情こもった「料理」が独り者のわが家にやってきて、何とも嬉しい。
あと、今日は本のことも書きたかったけど、また今度にしよう。
天気:くもり時々雨(東京都板橋区・茨城県取手市)
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昨日も一昨日もおかしかったのですが、今朝になって、やっぱり熱っぽい。朝から37度を超えかけるくらい体温が上がっているのはあまりないことです。風邪なのか、それとも、自律神経がおかしくなっているのか、久しぶりの病欠。悲しい。
寝たり起きたりで、結局布団から出たのは13時過ぎ。それでも熱は37度を超えたまま横ばい。微熱というのはいただけない。
夜になって、多少けだるさはなくなったかと思い、食後30分くらいして測った体温が下の写真。

食後なので、特異動的効果というものかもしれません。にしても、いつもの微熱とは少し違います。もう少し休めば治るだろうか…。
そういえば、夕方、PCの前に座ってちょこちょこ暇つぶしをしていましたが、ふと外を見ると、中学生か小学生の女の子たちが公園で組立体操の練習をしていました。笛がないから、口で「ぴっ!!」と言いながら。よろけながらやるその姿がかわいらしい。
それにしても、最近は組立体操を女の子もするようになったのですか。僕の時は確か男子だけじゃなかったかなぁ…?
…写真を撮ってみたかったけど、3倍ズームしか利かないわがカメラでは撮れません。
天気:晴れ時々くもり(茨城県取手市)
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昨日の夜は遅かった。帰ったら午前様でした。しかも、23時頃にカップ麺を食べるという暴挙に出たため、調子が悪い。寝付けません。
今日の朝食は日暮里のきつねそば。定番です。ネギの大盛り。身体の3分の1くらいはソバで出来ているのではないだろうか…。なんてことを、職場の主任に言われたりもします。
職場近くの道。街路樹を切り倒した後の、腐った切り株に変なキノコが生えています。どうも、枯れたキノコの上に更にキノコが生えているような感じです。右側に緑色にひび割れたものがあり、どうもそれが以前の菌糸の跡のように見えます。それにしても、意外としめっているのでしょうか、ここは。背景はぼかしていますがマンションなどが建った大都会の真ん中です。
ねむた目のまま、今日も残留農薬抽出作業。しかし、それほど数は多くありません。僕がトイレに行っている間にもう一人が作業を進めています。だから、ちょっと買い出し。紫キャベツと紫玉葱がほしかった。ミョウバンや鉄鍋(鉄釘)との相性で、紫色の褪色が抑えられるかどうかを実験したいのです。紫玉葱を茹でると、普通の玉葱みたいな色になったことを覚えています。
実験計画
- 煮沸による褪色の確認(ガラス容器などを使う)
- ミョウバンによる褪色抑制の確認
- 褪色の度合いとミョウバンの量の関係を確認
- ミョウバン以外の金属化合物でも褪色抑制が可能かどうかの確認
- 鉄鍋や鉄釘など天然物(?)でも褪色抑制が可能かどうかの確認
うまくいくかなぁ。
それはそうと、今日もあの方法で「固相抽出」をやりました。今日はこの前使ったミニカラムとは中身(特殊な樹脂=プラスチックの粉)が違います。結果は、同じく成功です。無駄な溶媒を減らし、うまく溶媒に樹脂を浸すこと(コンディショニングといいます)が出来ました。そして、抽出も以下の写真の通りです。
帰る頃にはかなり疲れ切っていました。それなのに、山手線が止まってしまいました。よせばいいのに、常磐線ではまた『中国はいま何を考えているか』を読んでしまいました。なんだか小難しくなってきて判らなくなってきましたが、何となくは理解できたこともあります。中国や韓国、その他アジアの国々が経済的発展を遂げている中で、日本がそれらの国を無視して外交を続けていれば不利益を被るということ。つまり、経済発展している中国との貿易は大事だとすれば、そことのいざこざが不利益になるという内容のようです。またその一方で、著者は外交関係の悪いままでは経済協力もままならないことも指摘します。さて、このまま日本がナショナリズムに突っ込んでも良いのかどうか…。
天気:晴れのちくもり(東京都板橋区・茨城県取手市)
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今朝、起きたら9時でした。いつものヒューマンファーマーズのMD(CD2枚分、147分)が5時半から回り始めて1周以上していました。昨日から身体のけだるさがあり、熱でもあるのかと体温を測りましたが36.6度。普通です。起きてしばらくして飯を食べたら、ましになりました。それよりも、ご飯にかけて食べようとしたとんぶりを部屋にばらまいてしまい大惨事。
昼から、水戸の国際交流センターで、中国の留学生と交流する機会がありました。この頃なぜか中国との縁が深い。今のご時世、まさに交流すべき相手ではないでしょうか。
このイベントは僕のよく知っている仲間が作ってくれたもので、友だちもたくさんおり、2年来会っていない人たちもいました。もちろん、この会場に来るまでにも県南の仲間と一緒でした。強がらなくても元気になれる、そんな場所です。幸福度、高。
中国の留学生一人にみんな質問攻めです。う~ん、学生なんだけどなぁ…、まぁ良いかぁ。目の前のホワイトボードには14項目。留学生の彼は一つ一つ丁寧に回答。曖昧な質問にもよく答えてくれました。中には「緑について」などという質問があり、これは僕もなんのことか判りませんでした。おもしろい質問をするものだな、と。
一通りその回答が終わったら、僕も今の問題意識に照らして質問。「中国では、日本人が憎しみを抱くような教育をしたりもするのですか。」…かなりえげつない質問ですが、もちろん、前置きはあります。彼は率直でした。「中国人のクビを切られたりする写真を見せられたりすれば、それは思う。」しかし、これは当然です。僕が知りたかったのはそういうことをねつ造しているかどうかでした。司会者のフォローでそのことについても答えてもらうことができました。当然、そんなことは「ありません」。

個人的な意見だということを付言しつつ、中国は日本ほど物のない国だと彼は言います。だから、精神的に豊かになるまで行かないと言っていました。…中国国内ではまだ経済格差は大きいのかもしれません。まだまだ愛国主義教育や恋愛の不自由などがあったりするなど、恐いところもあるなと正直思いました。けれども、彼をみていると、「中国脅威」とは思えない。短絡的にナショナリズムに走る前に、国際交流を通して理解を深め合う方がいい。そう思わされました。
最後に集合写真。
この後、土浦に戻って、別の会議でした。しかし、会議というよりもお喋り風。気の知れた仲間同士。そんなに堅苦しい会議にはなりません。会議の場にいたその職場の長が、ゴーヤチャンプルーを作ってくれ、食べました。苦うまい。
仲間とはありがたいものです。だいぶ昨日あたりから心の穴はふさがっていましたが、今日いろんな人と会って話して、その縮小ぶりは目を見張るものがあります。特にその「心の穴」のことをみんなに話したわけではありません。話しているだけで回復に向かいました。花や虫に感じるような「いるだけで励まされる」感性のおかげなのかもしれません。
一つだけ困ったことが。言い出しっぺ側の僕がピースウォークに参加できなくなりました。意思疎通の不完全さ、民主主義の欠如が生んだ結果です。しょうがないから、「憲法9条守れ」の旗を背負って山に登ろうかな。
天気:晴れ(茨城県取手市・水戸市・土浦市など)
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8月31日の「ふうたろう写真館」に新しい写真をアップロードしました。
長い人生の中ではとても小さく、しかし今の僕にはとても大きい衝撃から一夜。ケリの付いたことによる安堵と、好きな(だった)人とはもう決して結ばれないという虚無感と、そしてそれ以外にも僕を取り巻くさまざまな問題とが小さい頭脳のキャパシティを食いつぶしています。朝、1時間ほど起きあがれません。まったく、ひどい体たらく。
今日は通勤前にツユクサ(ツユクサ科)を撮ってみました。

この花は咲いている期間が随分長い。めずらしい、真っ青な花。
一方、空は曇り空。今にも雨が降りそうです。
今日の職場は鬼のように多忙。依頼サンプルが断続的に届き、二度手間をしなければならない上、農薬の分析以外にもやらなければならないことがありました。サンプルが錯綜し、何度もやり直しを余儀なくされました。でも、そんなのは苦しいうちに入りません。
夕方、昨日の分析展で学んできた「固相抽出法(こそうちゅうしゅつほう)」を実行に移しました。この固相抽出法には「ミニカラム」というものを使います。ミニカラムは、特定の化学的性質(水に溶けやすいか溶けにくいかなど)で混合物を分離するプラスチックの粉(樹脂)を、注射器のようなものに詰め込んだものです。しかし、このミニカラムは溶媒(物質を溶かす液体のこと)でその樹脂をきれいに浸さなければならないのです。これが簡単なようで難しく、無駄な溶媒を捨てているところでもありました。昨日学んできた方法は、金子式といわれるものだそうで、真空にして溶媒を吸わせる方法です。水の中にスポンジをただつけるよりも、スポンジを水の中で絞った方が水がよく浸みる仕組みと同じです。ダイナミックな光景に、感動!おかげで、この固相抽出は成功しました。
ところで、僕は今の職をしていて、どこか負い目を感じていることに気が付きました。いや、実を言うと、もっと前からです。就職活動も特にしていないのに、ゆとりのある職場で化学とふれあって働いている僕。特に厳しい残業もない。ちゃんと週休2日と祝祭日、盆・正月の休みももらえている。…必死で就職活動や公務員・教員の試験をがんばった人たちが、残業や休日面での待遇は僕よりも遥かに悪い。いったい僕は何様?みんなにも、(本人たちが望む範囲において)僕と同等かそれ以上の待遇をしてあげてよ!そんないらだたしさの声も上げたくなります。自分だけが厚遇を受けても、全然嬉しくなんかない。だから、僕は社会全体の労働改善を訴えていきたい。もっとも、それはそれぞれの会社や学校・病院などで働いている人たちが望まなければ実現しないことですが。みんな、自分のことで精一杯になるくらいまでがんばって、辛くないのかなぁ?それが異常だと思わないのかなぁ??
自分の友だちなどが「休みが週一回」とか「夜帰るのが1時」とか聞く度に胸が痛みます。大きなお世話かもしれないが、そんなの、嫌だ。真夜中にファミレスで働いている人を見るのも、嫌だ。どうか、全ての人に望む限りの文化的で健康的な生活をください(憲法25条の拡大)。
天気:くもり時々雨、夜は晴れ(茨城県取手市・東京都板橋区)
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