黒い雲は黒にあらず
2007年7月11日
「マックロな雲が近づいてきたよ!」なんて表現をします。しかし、これは厳密には間違っています。雲は、「マックロ」にはなりません。雲は、ただの水のエアロゾル(≠水蒸気)です。煤でもなければ、黒くなりません。元から黒いとすれば、光を反射しても、黒。せいぜい、黒光りする程度。
小さい頃、なんで雲に黒と白があるのか、不思議に思っていました。雷雲は下から見ると黒で外から見ると白。温帯低気圧の接近に伴う絹雲は白。
何のことはない、陰だったのですね。光がないから、黒く見えるだけ。
今日の夕方の空、夕日が雲の下から照らして、地表に反射。常磐線の中で、人を押しのけて写真撮影。iPodをじゃかじゃか鳴らしている人だったので、ま、文句は言わせないけどね。
それにしても、つくづく、ムダに高い建物が多いなぁ、と思います。常磐線の揺れはひどいし。手ぶれ補正機能がないと、こんな写真は撮れません。
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