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Archive for 2007年4月

精神に「異常」はあるか

2007年4月10日

 最近ずっと不安定な天気は、今日はおやすみ。すっきり晴れていたような印象も特にありませんが、雷雨もなく。でも、北陸・東北・北海道方面は相変わらず不安定なよう。石川県の被災地は大変だろうな。そして、ついでに、北海道の方で今ごろ雪が降られると、登山大変だな。
 右の写真は暇つぶしのように撮った「ミニカラム」。なかなか辛い精製です。
 この先、またまた、読中の読書感想文。読んでくださる方は、「もっと読む」をクリックしてください。

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対岸の火事を我が身のものとせよ

2007年4月9日

 昨日の山の余韻は、心にも身体にもあります。あの銀世界の中、山小屋で出会った仲間たちと、日の出と富士を拝めたこと。忘れられない思い出になりそうです。
 今日はそんな週末が開けた一日目。ありゃー!!雲の多い空だこと!空は積雲だか絹層雲だかすら区別がつかないほどもやっとしていて、これが昨日じゃなくてよかったとほっと一息。筋肉痛の身体を押して、農薬の抽出。くもりでも晴れでも農薬の抽出は出来るから、いいもんね。
 夕方、ここ数週間の不安定な天気の続きです。にわか雨。関西にいた頃は大阪や京都でも時々あった「時雨」にそっくり。鋭角に入る夕日が虹を作ってくれていました。
 この頃の天候、やっぱりちょっと4月っぽくないと思います。といいますか、冬季より春季に雪が降ること自体、おかしい。
 この先、ちょっと長くなります。黄砂の話。

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笑顔が幸福を呼び、幸福が幸福を呼ぶ(大菩薩嶺:山梨県)

2007年4月8日

 夜中、3時14分と4時13分と4時47分に目が覚めました。1回目はよだれで、2回目は目覚ましで、3回目は寝坊でした。
 こんなに早く起きるのも、この写真のような朝を見るためなんです。
 昨晩のガスと雪はウソのように(これこそウソ。本当は確信していた)晴れ、澄んだ空気、快晴。


 夜明け前です。懐中電灯が欲しい。小屋の上にはまだ20日くらいの月。


 蒼い大菩薩の尾根。小屋のみんなが勢揃いして親不知の頭に足を運びます。みんなもちろん手にはカメラ。


 親不知の頭で夜明けを迎えました。人生二度目の日の出を見ました。人生初の日の出であり・初日の出でもあったのは今年の1月1日


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おかわりどうですか!(大菩薩峠:山梨県)

2007年4月7日

※記録:4月8日

 さて、今日は天気予報が外れて、晴れ。大菩薩嶺に出発。日記に休刊(?)の予告がなかったのはそのためです。
 そして、調査が行き届かず、この列車、青春18きっぷが使えないこと(すべてグリーン車の指定席!!)を、新宿駅に着いてから知りました。ご丁寧に、奥まった6番線で待ってくれていたので、一本中央特快乗り過ごしたじゃないかっ!


 10時41分。塩山(えんざん)駅到着。ここはさっきの「桃源郷」を意味するのか、桃の花がたくさん。あまり移植された花には興味がないのですが、ま、バスまでの暇つぶしということで。


 塩山駅から大菩薩登山口バス停まで、100円でバスが運行されています。元塩山市、現甲州市(名前がダサい)が、山梨交通の系列会社に委託しているバスのようです。100円というのはありがたい。けっこう本数も多く、利用者も意外といるみたいです。取手市のコミュニティバス、見習えよ。
 あ、で、ここはそのバスから降りて山に向かうまでの車道です。


 車道の途中で見かけた、キブシ(キブシ科)という花です。後述の山荘で出会ったおっちゃんに教えてもらいました。


 登山道は主に広葉樹が主体です。地面の落ち葉の量を見れば解ります。


 千石(せんごく)茶屋です。どうも機能していないようですが、営業の面影は残っています。この茶屋の右側にルートがあります。茶屋の前にある橋から撮影。


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ふうたろう旅日記

弱肉強食

2007年4月6日

 今日はお客さんが職場にたくさん来た割に、サンプルからの農薬抽出作業がさっさと終わってしまいました。中途半端に暇をもてあましたので、仕事を探していると、行き場を失った玄米発見。
 その結果、この図。米につく蛾ですが、いつか分析に悪さをこくかもしれません。農薬分析する場なので、シペルメトリンだとかフェニトロチオンだとか、農薬は使えません。さて、どうするか。


 この分析をしたり、農家の話を聞いたり、本を読んだりしてつくづく思うのですが、化学的に殺す(シペルメトリンもフェニトロチオンも神経毒)のはやっぱり非効率的だなぁと思います。やっぱり漢(オトコ)は物理攻撃!!(何のこっちゃ)
 で、精米器登場。…まるで仕掛けられたように。


 タチの悪いことに、コクゾウムシまで居やがりました。このように物理攻撃に耐え抜く奴もいますが、発見次第、指で圧殺。広がるとえらいことになるので、ごめんね。


 黒米もやっぱり蛾の培地になっています。当然、物理的処理。蛾の幼虫、繭、成虫の死骸などは木っ端微塵になります。そして、糠と一緒に廃棄されます。黒米の精米なんて普通はしないよね。どうなると思う??


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永遠なる歯科治療

2007年4月5日

 今日もいつものように出勤日。…ですが、夕方から歯医者。職場から歯科診療所まで1時間以上かかります。なので、いちばん予約を遅くしても、17時くらいには出ておかなければなりません。本気で歯医者行きたくねぇ…。
 右の写真のボトルは、今日の治療に使われた、見たことのない薬品。どこで作られたのか判らないのですが、とにかく、揮発性の有機溶媒のようです。今日は歯に大穴を開けられたので、詰め物をされました。白い粉にこの有機溶媒。「Dura Seal」と書いてありますが、成分は不明。この前の、オイゲノール(チョウジ油)とは違う。

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本当に、4月…ですよね?

2007年4月4日

 今朝、寒くて目が覚めました。3月ですらそんなこと無かったのに。いや、2月・1月もなかったと思います。
 昨日、また例のクソコンポがフリーズして、時計がリセットされ、CDの曲を時計代わりにして動いている僕にとって大打撃でした。8時36分発のバスに見事乗り遅れ、駅まで歩きました。その道の途中で、右の写真の花。
 誰かこの花の名前知っている人いないかなぁ。手持ちの図鑑には載っていません。

 今日は一日GC/MS用の農薬添加回収試験&通常農薬抽出を並行でやっていました。もう、身体がやり方を覚えています。マニュアルなくても、どんどこどん。
 その作業が終わろうとしている15時半頃、にわかに空が暗くなってきました。右の写真、目で見ている感じの暗さが、大体こんな感じ。4月4日の16時の明るさではないです。しかも、朝より寒い!アメダスで見たら、練馬の17時の気温、3.6℃。17時に3.6℃の日、12~2月までで何回くらいあったかなぁ。しかも、暦で冬の12~2月に雪が降らなかったくせに、今日の天気予報聞いたら、雪やみぞれが降ったとか言ってたし。気候がおかしい、どう見ても。
 更に、雨の降り方が、「降れば土砂降り」型。夏と冬が同時に来ているみたいで、非常に気味が悪い。既に地球温暖化が止められない状況になっているとも言うし。
 それでも、この期に及んで「温暖化は人為的なものではない」と言う人いるんですよね。まいった、まいった。どうして、「やれる手だてを尽くす」という考え方が出来ないのか、解らない。

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北海道より寒い東京の春

2007年4月3日

 朝起きたときから、体が妙にだるい。一昨日の筋肉痛を引きずっているのもあるが、肋骨の上にへばりつくように錘が乗っかったような、だるさ。
 この頃、コンピュータの調子がまたおかしくなってきて、聞こえよくいえば、僕が何も操作しなくても、自動的に終了する。Windowsを持っている人は周りにいるけど、具合が悪いという人が多発しています。
 夜中は、そのためにデフラグ(断片化を解除する)が動いているときのPCのファンがウンウンうなっていて、それで目が覚めたら今度はスキャンディスク。あ~うるさい!!
 ついでに、ゲームも付けっぱなしにしてしまいました。
 そして、今日の最大の体調不良の原因は、きっと一昨日より20℃も低い気温でしょう。竜ヶ崎の気温が、青森や渡島半島(函館とか)よりも低い。東京も然り。2ヶ月くらい逆戻りしたような気温に、正直驚愕。桜も凍えている、っていうか、散華しています。出勤して、16時半くらいまでがんばりましたが、その後あえなくリタイヤ。仕事が終わっていたのがせめてもの救いでした。
 お昼に、ワラビを食べました。昨晩から主任が炭酸水素ナトリウムで灰汁抜きをしてくれていまして、早春とも呼べないようなクソ寒さの4月上旬に、美味しくいただきました。
 帰りの電車、接続が悪い上にE531の黒い雰囲気溢れるグリーン車に当たりました。しかも、10(-2)両編成で、帰宅時間には少しまだ早いのに、大混雑。その次発車の取手行きのE231まで10両編成で、本気でJRは乗客をなめています。そりゃぁ、ケンカも起こるわな。

 というわけで、今日は一日、非常に気分悪く過ごしました。終わり。
 何かを期待して読んでくれている人がいたとしたら、ごめんなさい。

天気:雨のちくもり(東京都板橋区・茨城県取手市)

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半信半疑、抗ガン剤問題

2007年4月2日

 今日は本当に書くネタがありません。印象的なことと言えば、昨日から続く筋肉痛くらいですか。

 右に掲げた本は、この前裏磐梯スキー場の休憩室で読んでからちょっとずつ読んでいた本で、抗ガン剤について書かれています(船瀬俊介氏)。前にも少し紹介しましたが、極端で、僕は一歩引いて見ています。
 この本は同じことを何度も書いているので中身の割に分厚く、実はまだ5分の3ほどしか読んでいません。それでも、要旨は何となく解りました。

  1. 三大療法(抗ガン剤・放射線・手術)はダメ
  2. 三大療法は「ガン・マフィア」が儲けるためにある
  3. 代替療法で免疫力を高めよ

 …というところでしょうか。他にもあげられると思うけど、もういい。

 抗ガン剤については、僕もちょっとだけ勉強したことありますから、理解できます。
 そして、製薬企業によるデータねつ造も、あながちウソとは思わない。…ここまではいい。でも、3番目の「代替療法」がやっぱりどうしても気になる。
 免疫力を高めるために、ストレスをなくしたり、食生活を調えたり、タバコを控えたり、さまざまな生活習慣や心の持ち方を変えたりするといいといいます。著者も、ここでやめておけば、僕もそれなりに納得はしました。
 でも、ホメオパシー、プロポリスやアガリクスなどの健康食品への信仰が出てきた時点で、落胆しました。著者は「ガン・マフィア」というけど、健康食品だって僕は似たもの同士だと思うから。

 これ以上はちょっと専門的になります。クドいの好きな方はどうぞ。

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アセトンの中をくぐって(天城山:静岡県)

2007年4月1日

 今日は久々の旅日記です。2週間も山に行ってないと、かなりのものです。たまります。欲求不満が。
 とはいえ、朝4時50分起きは、それでもキツい。車中はずっと寝ていて、気が付けば熱海。
 天城高原ゴルフ場まで行くシャトルバスがダイヤ改悪で、天城高原ゴルフ場のずっと手前までしか行かないことになっていました。しかもよりによって今日からということで、だいぶ混乱させられました。しかし、その時一緒に乗っていた男の人(恐らく山岳パトロール隊)に助けられ、なんとか登山口まで行き着くことができました。ありがとうございました。

 ここが天城高原ゴルフ場から入る登山口です。隣にゴルフ場があるとは思えない。
 仲間一人と僕の計二人での山行が始まります。


 アセビ(ツツジ科)です。天城山はアセビの群生地。なお、有毒植物です。


 これはサルスベリかな。この木もけっこうたくさんあります。手触りがいい。手の届くところの木は触ってきました。


 天城山は1000メートル前半の山で、森林限界はありません。道は常に広葉樹の低木に覆われていて、地面は苔生しています。概ねこのような道が続きます。最初3分の2くらいはなだらかですが、残りはやや急坂の木の階段です。


 荷物が軽ければ、僕のように写真を撮りながらでも、登山口から40分程度で万二郎岳に行き着きます。
 いつもはどうだか解りませんが、風は非常に強く、稜線を歩いている限りそれから逃れることはできません。むしろ、アセビなどの低木があるからこそある程度緩衝されているともいえます。


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ふうたろう旅日記