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数学の日

2006年10月16日

 朝起きるのはやはり辛い。昨日のバザーでは、実は血圧も測ってもらったのですが、上96mmHg、下50mmHgでした。低い。そのせいかどうかは解りませんが、起きるの、やっぱり辛い。
 いつも通り、日暮里のそば。ネギ多めです。

 今日から米米祭り。食べるのではありません。分析です。油と水の祭りでもあります。でも、基幹作物。大事にしよう。
 ところで、夏から比べると、だいぶ日差しの角度が下がってきたような気がします。今まで、この実験室、こんなに明るかったかなぁ…?

 昼ごはん。職場ではいつも手作りのメシが食べられます。作ってくれる人に大感謝。具だくさん、というか、具だらけの味噌汁がうまい。主任の栽培する辛いシシトウも、僕は大好きです。本人は辛さに顔をゆがめますが…。

 トップページに題名の中身が出てこないのはおかしいけど、今日は、それでも「数学の日」なのです。
 米の分析で、40gの米を粉砕して、20gをサンプルとして採る場合、20gのサンプルのなかに、すべての米粒から生成した粉(粒子)が含まれる確率はいくらか。…ということを考えました。同僚の人と一緒に。

    パラメータは以下の通り。

  • 米粒一つの重さ=20mg
  • 全粉砕量=40g
  • サンプル量=20g
  • 粉の粒径対米の粒径=約40000分の1

 …簡単かと思って取り組んでみました。抽出の待ち時間など、片手間でできるかと思っていました。
 しかし、鬼のように難しい!

こんなもんピペット片手にできるかーーー!!
 と、絶叫!で、色々こねくり回して、結局、3粒の一粒ずつを3分割した時の確率を出すのが限界。(設問は、2000粒の一粒ずつを約40000分割した時の確率)3粒で既に3つの式が必要になったので、2000粒40000分割なんて、おぞましい…。
 米が3粒(60mg)あります。この一粒一粒を3等分します(粒子の数9個)。そこから半分(この場合40gから20gという比を考えると、等分した粒子を5個)採ります。この時、3粒それぞれから採っている確率を求めます。
 …数式書こうと思ったけど、やめます。ひっそりと、僕の心の中で遊んでいよう。でも、結果は、86%でした(合ってるかな?)。へぇ!もっと粉砕したら、確率上がります。僕が米の油に苛まれている間、この計算に苛まれていた人がいますので、だいじょうぶ。
 帰りはその同僚と一緒に池袋まで。頭はずっとコンビネーション(nCmという数式)でした。
 ひさびさに愉快な一日。気楽に計算していたので楽しかった。これだな、これ!

天気:晴れ(東京都板橋区・茨城県取手市)

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