ゆっくりでええねん
「ゆっくりでええ(よい)」
これは今日読み始めた『靴紐を結んで』(横田昌則 著 新日本出版社)に出てきた言葉です。
「ゆっくり」かぁ。そやなぁ。「ゆっくり」山登り、「ゆっくり」花の写真、「ゆっくり」料理…など。ゆっくりできそうなことたくさんありそう。
で、今日出がけに、季節はずれのタチイヌノフグリ(ゴマノハグサ科)を見つけました。ちょいとこの頃暖かいから。もう一つ、タデ科の花もありましたが、画像がきれいでないので、載せるのやんぴ(やめる)。
今週末は日光の女峰山にでも行こうか。週間天気予報でも晴れそうだし、去年、ちょうど同じ日に登って、雨に負けたし…。いざ、りべんじ!
こないだ、果物の抽出液の色のことを書きました。今日は、赤シソ。
アセトンに溶けている時の赤シソのエキスは、緑色です。赤シソは見た目、緑っぽくはあまりないけど、実は、葉緑素たっぷりの植物なのです。で、赤色成分のアントシアニンは、アセトンに溶けている時は目に見える形では現れないのですね。
そして、いつも通り、アセトンを蒸発させます。水分が残ります。そしたら、見事に真っ赤!さっきの緑色は、クロロフィル(葉緑素)の色で、これはアセトンに溶ける成分。だから、アセトンを蒸発させたら、フラスコの壁にべっとり付きます。油に溶けやすい世界(疎水性)から水に溶けやすい(親水性)の世界に逆転して、この色の分子たちもさぞかし忙しかろうて。
左は塩(農薬分析用に精製された食塩)を溶かす前、右は塩を溶かした後です。塩析(えんせき)というそうですが、塩は溶液に溶けている物質の溶解度を下げます。だから、右の液は濁っている…?そして、溶けきれないクロロフィル(べっとりした黒いやつ)の量も増えたように見えませんか?
天気:晴れ時々くもり(東京都板橋区・茨城県取手市)
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