化学を連れて散歩する日
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昨日の具合の悪さは幾分マシ。で、投票にも行かなきゃならんので、外に出ました。今日の散歩コースは、井野団地、井野台、取手、白山、新町。取手に住んでないと、いや、住んでいても解らないかもしれない。
- 井野団地のもみじ。これでもう今年は最後かもしれません。
- 井野台は、名前のとおり、高台にあります。その住宅地にある公園。ツバキの花びらの上を、子どもが歩いてきます。…こんな遊び場、僕が小さい時はあったかなぁ…?
- 青空にそびえる電柱。(4)と見比べてみると…?
- 実は、鏡面世界。どちらが鏡面でしょうか。…というか、何の鏡面でしょうか?(当然、鏡なんかあるわけがない)
これで半分。
- 井野台から藤代町方面が見渡せます。手前は牧草地?向こうにはキリンビール工場です。
- 関東鉄道常総線、西取手駅前のひなびたスーパーで買った焼きプリン。原材料名に「安定剤(ローカスト)」というのがあります。何だろう?
- 白山を飛び越えて、利根川の土手。これは常磐線の鉄橋です。日本一大きい川に架かる鉄橋は、やっぱり大きい。毎日この橋を使っています。
- 利根川土手のススキヶ原はすっかり冬。一方では、写真には載せてないけど、ゼニアオイ(5月頃に咲くアオイ科の植物)が咲いていたりも。ガツーンと寒くなってほしいものです。
さて、ちょっと「安定剤(ローカスト)」について。
まず、安定剤について。
東京都公式!(略)食品衛生の窓 ホームページより
(略)…粘性を高めて食品成分を均一に安定させる効果を目的として使う場合は「安定剤」と呼んで…(略)。
ローカストについて。
三晶株式会社ホームページより
- ローカストビーンガムは、乾燥した気温の高い地中海沿岸にのみ生育する常緑樹であるカロブ樹の種子の胚乳部分を精製して粉末化して製造される多糖類です。
- 主成分はガラクトマンナンで、分子量は約31万です。
…(中略)…
- 粘性:水溶液は糸曳性がなく、低濃度で高い粘度を示します。
- 他のガム類との相乗効果:カッパカラギナン、キサンタンガム等、他の多糖類との併用でゲルを形成します。
- 食物繊維含量:人間の消化酵素によって分解されません。分析値例 : 88.5(%)
つまり、デンプンや綿、コンニャクなんかと同じような、多糖類といわれる種類の物質のようです。分子量31万の「ガラクトマンナン」とは、二種類の糖(ガラクトースとマンノース)がトータルで千数百個も結合したものという意味で、長い長い物質です。だから、粘る。ゲルとは、糊のような感じのもの…とでも書いておこう。
ところで、最後5番目の、「人間の消化酵素によって分解されません。」は、あくまでも、人の消化酵素によっては、という但し書き。腸の中には細菌がいるので、それによる分解はありえます。なぜなら、デンプン以外の多糖類でも腸内細菌による分解はよく知られているからです。
healthクリック ホームページ
デンプンは唾液や腸液(消化酵素)で分解されます。上のサイトのページに出てくる、グルコマンナンはコンニャク。ペクチンは果物でお馴染みの多糖類です(ガラクツロン酸:酸と付いていても、糖扱いです)。寒天は、アガロースという多糖類(グルコマンナンやペクチンよりも多くの種類の糖が結合しているそうです)。セルロース、一番身近なのは綿です。
ガラクトマンナン(ローカスト)はどうなんでしょうか。単純に興味があります。たぶん、分解するだろうなぁ。生き物って強かだから。
ふぅ。写真も撮れたし、化学の勉強も出来たし、満足した。終わり。
天気:晴れ(茨城県取手市)
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