イブの秩父(伊豆ヶ岳・子の権現:埼玉県)
2006年12月24日
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今日は、宣言通り、日帰り山行(さんこう)。場所は奥武蔵伊豆ヶ岳(おくむさし・いずがだけ)。表題の「秩父」は厳密ではないらしい。とはいえ、大きく言って、秩父。目覚ましが正常に働かず1時間遅れの到着でしたが、山行開始。
- 西武秩父線正丸駅(しょうまるえき)。田舎の駅の割に、きれいな佇まいをしています。
- 正丸駅からしばらくは舗装道路。地域住民の生活道路です。さすがに寒い秩父。もみじの落ち葉が霜でびっしり。
- …と思えば、これは、ハキダメギク(キク科)。6~9月に咲くらしいのですが…?
- そして、だめ押しのオオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科)年が明ける前に花が咲いているのを見たことは今までありません。
- いよいよ山道。杉…かな?針葉樹に覆われています。
- 一部、落葉広葉樹のところもあります。根が剥き出しになっている…。
- 伊豆ヶ岳頂上は意外と正丸駅から近いのです。ここは頂上。抜群の晴天で、青空をバックに木の枝がくっきり。
- 空には絹積雲の切れ端のようなものが。写真で見るより、直で見ないとこの美しさは解りません。
- 実はこの伊豆ヶ岳、登山道の殆どに展望がありません。(10)とともに、周囲の山並みが見える場所は限られています。
- 順番が前後しますが、これは後に出てくる「子の権現天竜寺」手前。八王子方面でしょうか。展望は(9)とともに、この二ヶ所だけでした。
- 伊豆ヶ岳から子の権現に向かう道はずっとこんな感じです。針葉樹に覆われています。
- 時々、岩場のようなところもあります。
- 子の権現天竜寺は、裏手から入りました。茅葺き屋根が見えますが、あれが本堂のようです。
- 天竜寺の後ろの部分は普通の民家みたい。手前の看板に、ひらがなで「ねのごんげん」と書いてあります。
- 本堂です。
- このわらじは、昭文社の地図のガイドにも出ていたものです。そういえば、このわらじの意味を見てくるのを忘れました。もうけっこう日も傾いていたので…。
- 子の権現から西武秩父線西吾野駅(にしあがのえき)に下る道は暗い杉林。それに耐えたら人里が現れます。山水がゆっくり流れる、静かな集落です。
- もう日は殆ど落ちています。まだ16時前なんですが、谷間にある集落なので。
- 国道299号線(西武秩父線沿いの道路)にさしかかる橋から北向き。高麗川(こまがわ)がゆっくり流れています。撮影者である僕の左後ろに自然卵やそれで作ったマヨネーズを売っている養鶏農家があります。
- 冬枯れの山に、これは何の落葉広葉樹でしょうか。青空に突き刺さる枝が好きな僕。
- 西吾野駅到着。16時33分でした。正丸駅出発から6時間37分。
- 西吾野駅16時51分発の電車を待つ頃は、もうかなり暗い。旅の終わりです。
帰り、西武池袋線石神井公園駅(しゃくじいこうえんえき)くらいから具合が悪くなり、ピークは池袋駅から山手線田端駅くらい。プリンペランとソラナックス応急処置で事なきを得ました。
長旅に付き合ってくれてありがとうございます。今日は写真の練習もかねて、たくさん撮りました。これらはその中の一部です。
天気:晴れ(埼玉県飯能市・入間郡名栗村・茨城県取手市)