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神経摩耗

2006年8月3日

 いったい何の夢を見たんだろう…。朝、起きあがるのも辛いほど強いうつ症状。とにかく、恐ろしい孤独感と不安感で、一度起きあがったあと、また倒れ込んでしまいました。しかし、これで欠勤すれば、要するに一日一人でいなければならず、うつの劇症化は火を見るよりも明らかです。とりあえず起きて、出勤。
 結果的にはこれでよかったようです。日暮里のそば屋のおばちゃんと話をして、職場でも話をして、久しぶりの抽出作業もして、病院にも行って(定期検診)、特定疾患の診断書ももらって…。なんだかんだいって、僕はそれでも一人ではないようです。ありがたい。

 夜、茨城県から原水爆禁止世界大会(広島県)に参加する人々を見送りました。今年は若い人が多いらしい。参加者は去年よりも少ないのに、若い人の人数は去年を上回っていたようです。
 ところで、うつの方はだいぶ良くなっていたとはいえ、不安感はそれでもあります。人と会うのが少し恐い状態。理屈ではなく。

 しかし、これも結果的には、正の方向に働きました。見送るのは茨城県南部の人だけの予定でしたが、水戸や県北の仲間たちもすでにバスに乗っていました。見送る方も僕以外に何人もいた上、バスに乗っていた何人かもわざわざ降りて話しかけてきてくれ、元気も空振りせずに済みました。見送る側なのに、みんなに救われた気がします。

 この後、守谷市のデニーズでちょっと懇談脱線が多く、むしろだべっていたという見方もできますが、内容的には、人生に関わることです。前からずっと悩んでいたこととはいえ、もう話は相当進んでいます。決意の時は、カウントダウンを始めています。頭が痛い。自分の能力、要求、生活、健康、精神、色んなことを考えます。しかし、そうして悩む僕を、あくまで寛容に受けとめてもらえることは、唯一の救いです。あとは、僕の決意。これまでを選ぶか、これからを選ぶか。その責任を負う自身があるか。この8月中をめどにけじめをつけなければなりません。やっぱり頭が痛い。

 どこかで温かく見てくれている人がいる。僕はこれをすぐに忘れてしまいます。それでいつも孤独感と不安感に苛まれながら、精神力→体力の順に貶めています。目の前で自分を否定するようなことがあればそれで目の前が真っ暗。いいのか、それで?そんな不安定で、生きていけるのか?…愛せる人を心の中に持つ。みんな、どうやってそんな大業を成し遂げる?悩めば悩むほど、消耗するばかりです。まだ、僕には辛い。それから、孤独感と不安感で自棄になった自分が恨めしい。くやしい…。

天気:晴れ(東京都板橋区・千葉県松戸市・我孫子市・茨城県取手市・守谷市)

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